水草水槽のCO2添加について。重要性や注意点・器具・添加量など
公開:
更新:

綺麗な水草水槽ではほとんど二酸化炭素の添加が行われています。
水草水槽における二酸化炭素添加について、必要性およびメリット、かかる費用、添加する上での注意点、水槽にCO2を添加するための器具、添加量などを紹介します。
水槽の二酸化炭素添加とは?

水草の育成には強いライトと栄養(ソイル)が必要なのはご存知の通りですが、二酸化炭素の添加も非常に効果的です。
植物は「光」と「二酸化炭素(CO2)」の2つを使って光合成を行い成長します。
実は植物にとって二酸化炭素は常に不足している状態であり、二酸化炭素の濃度を上げると光合成量が増えます。
つまり二酸化炭素を水槽内に添加すれば水草の育成力を底上げすることができます。
CO2添加は特殊なことのように思いますが、実はほとんどの水草レイアウト水槽で使われているほど欠かせない育成テクニックなのです。

CO2添加の必要性・メリット
水槽におけるCO2添加のメリットは単に水草の成長を早くするだけでは無く、以下のメリットがあります。
- コケを予防して健康に育成できる。
- 水質を水草に適した弱酸性化する。
- 赤系水草をしっかり赤くできる。
これらにより育成難易度が普通・難しいと言われる水草をググッと飼育しやすくでき、水槽内で育てられる水草の種類を大幅に増やすことができます。
赤系水草全般、ロタラ、ブセファランドラ、ミリオフィラム、ブリクサ、ルドゥジア、バコパ、リシア、グロッソスティグマ、キューバパールグラス、インディアンクラススラ、ベトナムゴマノハグサ、モス類・・・など
コケを予防して健康に育成できる

コケというのは水草の育成にとって非常に悪く、葉がコケに覆われると生育が大きく阻害されます。
一部の丈夫な水草を除き、コケはまず付けないようにするのが水草育成では必須。
水草水槽を始めるビギナーは強いライトと栄養・ソイルが必要なことは理解してくれますが、残念なことに強いライトとソイルだけではコケが非常に生えやすい環境になります。
というのもコケは水草が使用できなかった栄養・光があると強く繁茂するため、ソイル・肥料を使ってライトが強力であればあるほどコケが生えやすくなってしまうのです。

CO2添加を行えばCO2不足で頭打ちになっている水草の生育リミットを外すことができ、水草が栄養・光を多く使えるようになります。

水草が栄養・光を多く使うことでコケに養分がいきにくくなり、また水草の生育スピードが上がることで葉自体にもコケが付きにくくなるメリットもあります。
CO2添加は水草にコケをよせつけないための非常に効果的な手段なのです。

水草に適した弱酸性にしやすい
水草が適する水質は弱酸性でありpH6.5以下です。
しかしながら底床が砂利だったり、石を多く使っていたり、そもそも水道水のpHが高い場合はph6.5以上になってしまうことも少なくありません。
CO2濃度が上昇するとpHは下がる作用があるため、CO2を添加すれば水質面でもググッと水草育成がしやすくなります。

赤系水草をしっかり赤くする

赤系水草は光合成をし過ぎた時に光合成を抑制するために赤の色素を生成します。
しかし光もしくは二酸化炭素が少ない場合は光合成を抑制する必要がないため、赤系水草であっても緑色に育ちがちです。
そこで強力なライトと共にCO2添加を行えば光合成量が大きく促進されるので、赤系水草をしっかり赤くすることが可能になります。
CO2の添加というと特別なことのように思いますが、実は農業分野では既に使われている手法です。
植物工場や一部のハウスではCO2発生装置が導入されており、収穫スピードを早めたり収穫量を増加させる役割があります。
CO2添加の際の注意点
泡立てないフィルターを使う
CO2添加を行う場合、泡立て効果のあるフィルターは使用できないことに注意しましょう。
というのもジャバジャバ空気をかきまぜるようなフィルターを使用するとせっかく添加したCO2を逃してしまうからです。
エアーで動作する投込式フィルターはもちろんこと、上部式フィルターや外掛け式フィルターも高いところから水が落ちてかき混ぜてしまうため、CO2添加には向いていません。

(外掛式フィルター)
CO2添加をする場合は必ず空気をかきまぜないタイプのフィルターを使用する必要があります。
(外部式フィルターや水中フィルター)

(エーハイム2213)
適するフィルター | 適さないフィルター |
---|---|
外部式フィルター, 水中ポンプフィルター, 底面式フィルター(モーターで動くもの) |
外掛け式フィルター, 投込式フィルター, 上部式フィルター, スポンジフィルター, 底面式フィルター(エアーで動くもの) |
夜間は添加を止めるかエアーレーションを行う

夜間の水草は光合成をしないため二酸化炭素を消費しません。
しかし夜間およびライトが点いていない間にCO2を添加すると、消費されずにどんどんCO2が蓄積されていくため、魚やエビはCO2過多で呼吸困難になってしまいます。
よってライトが点いていない時間はCO2添加を停止するか、エアーレーションで二酸化炭素を逃す必要があります。

CO2添加のランニングコスト

アクアリウムのCO2添加で最も使われている「74gの小型ボンベ式」では、CO2ボンベが無くなり次第交換する必要があります。
CO2ボンベは添加量にもよりますが、30cm水槽ではおよそ2ヶ月ほどで交換となります。(秒間0.5滴で1日8時間)
ボンベ1本は600円~900円ほどになりますので、30cm水槽は1ヶ月300円~450円ほどがかかる費用の目安です。
60cm水槽だと添加量が2倍ぐらいになりますので、60cm水槽だと1ヶ月600円~900円ほどが目安になります。
(※水量、水草の量、使い方によってCO2消費量が変わるためあくまで参考までに!)
水槽サイズ | 少なめ添加 | そこそこ添加 |
---|---|---|
30cm | 300円~450円ほど | 600円~900円ほど |
45cm | 450円~675円ほど | 900円~1,350円ほど |
60cm | 600円~900円ほど | 1,200円~1,800円ほど |
ランニングコストはCO2ボンベの値段によって前後しますので、一度通販サイトで相場を確認してみましょう。
CO2添加に必要な器具
CO2添加機器のセッティングを示します。

実物はこんな感じです。

CO2ボンベ

CO2のガスが充填された小型ボンベで、アクアリウムでは74gの規格が使われています。
添加量にもよりますが目安は1本で1ヶ月~4ヶ月ほど使用することができます。
一部の愛好家はビールサーバー用の大型ボンベ(通称ミドボン)を流用して添加を行う人もいます。
ガス代は非常に安くつき、ボンベ交換の手間もほとんどなくなるというメリットがありますが、水草レイアウトに強い一部の熱帯魚店で常連になって初めて売ってくれるので入手のハードルは非常に高いです。
昔はミドボンの取り扱いがある酒屋さんで簡単に入手できたのですが、現在は安全面のためアクアリウム用では売ってくれなくなったところが大半です。
CO2レギュレーター

CO2ボンベに接続し、二酸化炭素を減圧して取り出せるようにするのがレギュレーターです。
基本的にアクアリウム用のCO2レギュレーターは後述する添加量を調節する「スピードコントローラー」機能が付いています。
なおレギュレーターは低品質のだとCO2漏れの危険があるため、しっかりしたメーカーのものを選んで下さい。
例:アクアシステム、AIネット、スドー、HaruDesign、アズー、ADAなど。ノーブランド品や安価な中華製は強く非推奨。
スピードコントローラー

スピードコントローラー、通称スピコンは抵抗を与えてCO2の添加量を調節するものです。
なお現在のCO2レギュレーターはスピードコントローラーが付いているものがほとんどですので、大抵は別途用意する必要はありません。

バルブ・電磁弁


バルブ・電磁弁はCO2添加のON/OFFをするもので、どちらか片方のみを設置します。
バルブは手動でのON/OFF、電磁弁は24時間タイマーに繋いで自動的にON/OFFを行います。
ライトもそうですが毎日決まった時間に添加を行ったほうが植物の生育に良いため、基本的には自動化できる電磁弁の方がオススメです。
逆止弁

CO2機器は添加を停止していると水槽側からチューブ内に段々と水が侵入してくるため、逆止弁をつけて電磁弁やレギュレーターに水が侵入しないようにする必要があります。
販売されている逆止弁にはCO2機器には使えないものがあるため、必ずCO2機器に適応した逆止弁を選んで下さい
※エアーポンプでしか使えない逆流防止弁を使うと水が逆止弁で止まらず侵入してきます。
なお逆止弁は1つでも良いのですが2つ付けて、破損したら(手前側の逆止弁から水が流れ込んできたら)交換するようにした方が安全です。
バブルカウンター

バブルカウンターはCO2の添加を目で見えるようにするものです。
CO2は透明ですが、水で満たされたバブルカウンターに繋ぐと気泡となって出てくるので添加量が分かります。
水槽外に設置するタイプや、CO2拡散器に内蔵されたものもあります。

CO2拡散器(添加器)

CO2拡散器は水槽内にCO2を溶かす装置です。
大きく分けて水槽内に設置する「セラミック式」と、外部式フィルターのホースに繋げる「ミキサー式」の2つがあります。
最もよく使われているのがセラミックストーンを利用したセラミック式で、水槽内に設置して微細なCO2の気泡を出して水中に溶かします。
耐圧チューブ

CO2機器同士の配線は圧力がかかるため、配線には「耐圧チューブ(外径6mm)」を使用します。
(普通のエアーチューブで繋ぐと弾け飛んでしまいます)
逆流防止弁以降は圧力がかからないため普通のエアーチューブでも構いません。
エアーチューブの素材として使われるシリコンゴムは、CO2の透過率が非常に高くCO2を通過させる素材です。
エアーチューブを使用する場合はシリコンゴム製のものは避けておくか、素材が分からない場合は全て耐圧チューブをまとめてしまうのが良いでしょう。
CO2フルセット

紹介した周辺機器全てがセットで売られている「CO2フルセット」もあります。
何が必要か分かりづらいCO2機器ですが、CO2添加に必要なものが全て入っていますのでビギナーにはまずはCO2フルセットがオススメです。
CO2フルセットは電磁弁がついていないものがほとんどですので、フルセットに加えて電磁弁も購入しておくと良いでしょう。
(それと24時間タイマーかスマートプラグ)
CO2の添加量
CO2添加量はスピードコントローラーでバブルカウンターの秒間滴数を調整します。
添加量は水槽と水草の多さによって変わりますが、おおまかな目安を以下に示します。
水槽サイズ | 水草少なめ | 水草多め |
---|---|---|
30cm | 秒間0.5適 | 秒間1適 |
45cm | 秒間1適 | 秒間2適 |
60cm | 秒間1~2適 | 秒間3~4適 |
水草が少ないと消費されるCO2は少ないので添加量は少なく済み、逆に水草が多いとCO2が多く消費されるのでCO2添加量は増やす必要があります。
またバブルカウンターの製品によって気泡サイズに差がありますので、上記はあくまでの目安までに。

ボンベ残量によって再調整が必要
CO2のボンベ残量が減ってくると内部圧力が下がってくるため、スピードコントローラーの調整量が同じでも添加量が下がってきます。
たまにでも良いのでバブルカウンターで添加量をチェックし、明らかに下がっている場合はスピードコントローラーの再調整を行いましょう。
初心者向けのワンポイント

CO2添加の際、迷った場合は多めに添加しておくのがオススメです。
というのも少なく添加した場合は効果をあまり感じられないばかりかコケが繁茂しやすく、水草が育ちにくくなるデメリットがあるのに対し、多く添加した場合のデメリットは無いためです。
(もちろんボンベの消費量は多くなりますが)
特に立ち上げ間もない時にCO2添加を絞ってしまうと「もう少しで水草が水槽に適応したのに力尽きて枯れてしまった」という惜しいことにもなりかねません。
少ない添加では弱酸性化させる力も弱いので、CO2は水質的にも多めに添加したほうが好ましいでしょう。
基本的にはスピコンでちゃんと調整している範囲では大丈夫です。
60cm水槽で秒間5~6滴を添加したこともありますが、それだけの添加量でも魚・エビ共に問題は出ません。
CO2過多で呼吸困難になるケースはレギュレータが破損して、「ボボボボボッ!」と大量に添加されてしまったぐらいなので、多めに添加する範囲であれば全く気にしなくても大丈夫です。
※もちろんライト消灯時のCO2添加は切るかエアーレーションすること!
添加量の減らし方
水草が多く繁茂して生育が安定してきたらCO2添加を減らして様子を見ながら量を減少させてみましょう。

CO2添加は水槽レイアウトの前半だと「水草の水槽適応の促進」・「コケ予防」といった重要な効果がありますが、後半になって安定してくるとCO2添加の必要性は下がってきます。
ただしCO2が少なくなればなるほど水質は中性に近づき、コケには覆われやすく赤系水草は赤くなりにくくなるのでその辺は加減を見ながら調節して下さい。
(個人的には終始多めに添加しています)
よくある質問
CO2添加は必須でしょうか?ないと育ちませんか?
CO2添加ナシでも葉にコケを付けずに、pHが6.5以下に保てるのであれば不要と思います。
しかし実際には明るいライトを使えば使うほどコケの勢いは増し、ソイルを使ったとしてもpHは6.8程度だったりと中々水草を育成することは難しいものです。

かといって低光量のライトやpH6.8程度では育成できる水草はかなり限られてしまいますし、また低光量でも育つ水草でもライトが暗いと密度が上がらず綺麗育たずイマイチ、といったことも少なくありません。
綺麗な水草水槽で使われているような水草は多くがある程度の光量と低pHを要求するものばかりで、更に何種類の水草を植え分けしますから、どうしてもCO2添加により育成できる基盤を固めたいところです。

オススメのCO2機器を教えて下さい
ネットで定番になりつつあるCO2フルセットといえばHaru Design製のCO2フルセット(ガスボンベ式)です。
単に人気というだけでなく、楽天や公式オンライストアではパッキンなどの消耗品や部品も販売されおり、メーカーとしても長く付き合えそうで良いです。
(Amazonは人気商品のみ出しているようです)
小型ボンベだけでなくミドボンにも利用できたり、別売りされている部品をつけることでソーダストリーム用の炭酸ボンベも使用できる点も非常に良いところ。
他社のCO2フルセットと比べて安いのにも関わらず電磁弁も付属しているので、ビギナーにはかなりオススメの製品です。
(別途24時間タイマーまたはスマートプラグは用意する必要アリ)
なおHaru Designからはガスボンベ式ではなく化学ボンベ式であるCO2ジェネレーターも販売されていますが、そちらもガスボンベ式と同じくかなり人気の製品ですので、そちらもオススメの製品です。
2つの水槽に分岐して使えますか?
CO2の分岐は「分岐パーツ」と分岐先ごとに「スピードコントローラー」・「バブルカウンター」をそれぞれ設置すれば分岐することができます。

上記のように接続し、それぞれのスピードコントローラーで流量を調節します。
ただし2つのスピコンによるCO2調節は難しく、片方どちらかのスピコン負荷が少なければ少ない方に全部CO2が出てしまったり、そもそもスピコン自体調節がかなりシビア(ちょんって触るだけでも流量が変わる)ので調整はかなりの手間です。
2つのスピコンによる調整は慣れてないと1時間ぐらいはかかるレベルです。
もう1つ大変なのが小型ボンベ式だとすぐに量が減って配管内の圧力が変わりますから、すぐにまた時間をかけて再調整する必要があるところです。
そのため小型ボンベ式で分岐したとしても、現実的には途中で大変になって辞めてしまうのが大半です。
2つの水槽にCO2添加を行いたい場合はそれぞれでCO2添加セットを用意するか、もしくはミドボンと呼ばれる大型ボンベを使うのが現実的です。

74gの小型CO2ボンベに対し、ミドボンは5,000gと使っても減る量が極端に少ないため、スピコンの再調整のスパンが長くできます。
ただしミドボンは水草レイアウトに強くてある程度大きなアクアショップの”一部”しか取り扱いが無く、取り扱っていたとしても馴染みのない客には購入させてもらえないというところが多いです。
というのも大型のCO2ボンベは危険物であり、悪い人に渡ってしまうと大変なことになるためアクアショップ側も簡単には売ってくれません。
酒屋でミドボンを販売しているところもありますが、ビールサーバー以外の用途で使う場合は基本的にお断りされますので基本的にはアクアショップに問い合わせることになります。
なお通販だと炭酸水や植物育成用に販売しているところも見かけましたので、一度見てみるのも良いでしょう。
(ミドボンは楽天が取り扱い多いです)
スピードコントローラーで添加量を調整しようとしましたが、少し開けるだけで大量のCO2が排出されてしまいます。壊れているのでしょうか?
スピードコントローラーでの調節はかなりシビアで、ちょっと触っただけで大きく添加量(秒間滴数)が変わるほど繊細な調整が求められます。
更に厄介なのがレギュレーターに付属しているものはスピコンからバブルカウンターまでのチューブがどうしても長くなってしまうため、調整してからバブルカウンターに添加量が反映されるまで時間差が出てしまうところです。
(あとバブルカウンター付きのCO2拡散器も同じ)
バブルカウンターを見ながら調整したのに、しばらくしたら添加量が変わってしまった、なんてことが起こってしまいます。
スピコンをちょっと触って、しばらくしてからバブルカウンターを見て確認・・・の繰り返しが普通なのです。
それでも難しいと感じる場合はバブルカウンターの直前にスピードコントローラーを追加する手もあります。
バブルカウンター直前のスピードコントローラーで調節すればバブルカウンターまでのタイムラグが無くなり一段と調整しやすくなりますので、どうしても難しい場合はスピードコントローラーの追加を検討してみましょう。

値段は張るが微調整はやりやすくなる。
どの製品のCO2機器を使っていますか?

レギュレーター | アクアシステムのCO2フルセットのやつ(旧製品) |
---|---|
バブルカウンター | AIネット製 ミニバブルカウンター |
CO2拡散器 | アズー製 CO2リアクター |
スピコン | ピスコ製 スピコン |
電磁弁 | Haru Design製 電磁弁 |
レギュレーター

現在は主にミドボンを使用していますが、ミニボンベの時はアクアシステムのCO2フルセットに付いてきたやつを使っています。
確か2010年頃に購入したものですが、かなり長い間現役なのでアクアシステム製のはオススメです。5年は使えています。
ただしこのレギュレーターのスピコンは調整がかなりしにくいので、アクアシステムのを買うならスピコンは別途購入した方がいいです。
(新モデルのAmazonレビューを見ましたが、相変わらずのようです)
↓現行モデル
バブルカウンター

AIネットのバブルカウンターを使用しています。
バブルカウンターは性能的には何でもいいと思いますが、AIネットのやつは地面における形なのが気に入っています。
(吸盤ははがれてしまうので・・・)
あとこのバブルカウンター、1滴の泡がデカいようで同じ滴数でも多めに添加されるところも好きです。
CO2拡散器

CO2拡散器はセラミックストーン製のものが一般的には使われていますが、数ヶ月~半年ぐらい使うと詰まってしまうのが嫌でアズーのトルネードCO2リアクターに落ち着きました。
これはセラミックストーンが一切使われておらず「外部式フィルターの流動でプロペラを動かしてCO2をかき混ぜて溶かす」という方式なので、設置はめんどくさいのですがメンテナンスフリーで使えるのでオススメです。
関連CO2拡散器「アズー トルネードCO2リアクター」レビュー
スピコン

レギュレーターにスピコン機能が付いていますが、非常に調整が難しいのでバブルカウンター直前にPISCOのスピコンをつけています。
微調整がしやすいAIネットのダイヤル式スピコンも持っていますが、一度設置してしまえば触らない限りは変わらないので特に気にせず使っています。
ただしちょんとダイヤルを触るだけで滴数が変わるので、どちらかというと完全にロックできて調節しやすいAIネットのダイヤル式スピコンがオススメではあります。(ただ高いんですよねこれ)
電磁弁

最近ではHaru Designの電磁弁を使っています。
Haru Designのは他社と比べるとかなり安いのですが、普通に使えますし部品も別売りされているのでいい感じです。
その他の用品
その他の用品は特に気にせず何でも使用しています。(CO2ボンベとか、逆流防止弁)
あと耐圧チューブはでかいコーナンPROとかのエアー工具売り場に、アクア規格と同じ6mmのが切り売りで安く売ってますので、足りなくなったらそっちが安いですよ。
シェアしてね!
Sponsored Link
この記事へのコメント