熱帯魚は難しい?かかる費用・電気代や難易度などの実情を紹介!
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「そもそも金魚ですらうまく飼えないのに熱帯魚なんて無理!」
しかしながら実際のところ、思っているよりかはとても簡単だと思います。
綺麗な熱帯魚が泳ぐ水槽は特別な器具は必要だったり、飼うのが難しいと感じがちな熱帯魚。
飼育に関してかかる費用や難しさなど、実際を紹介していきます。
熱帯魚の飼育は難しい?
金魚より飼育するのが難しいと思われがちですが、実際のところ金魚よりかは簡単だと思います。
というのも金魚は排泄量が多く水をかなり汚してしまい、水質悪化で失敗しやすいのです。
金魚に対し、代表的な熱帯魚であるネオンテトラは遥かに水を汚しません。
金魚すくいの金魚の排泄量を1とするとネオンテトラだと0.2~0.3相当だと思います。
ある程度育った金魚の排泄量はかなり多く、大きく育つエンゼルフィッシュですら及ばないほど。
金魚より難しいと思われがちですが、実際は熱帯魚の方がフンの量が少なく、綺麗な水を保ちやすく簡単なのです。
種類によっても異なるが大体簡単
もちろん熱帯魚とはいえ沢山の種類がありますから、中には飼育が難しいのもあります。
しかしながら店頭で売られている熱帯魚は飼育しやすいものがほとんどです。
プラティやグッピー、ネオンテトラ、エンゼルフィッシュ、グラミー、ベタなど聞いたことがある名前の熱帯魚は大体飼育が簡単で初心者でも十分飼育できます。
簡単どころかグッピー・プラティなどは初心者でも簡単に増やせることだってできます。
飼育の背景も
加えて金魚は飼い方を調べて飼う人は少なく、大体の人が知識無しに飼育して死なせてしまっています。
金魚飼育をスタートした際、正しい設備で飼育する人の方が少なく、尚更失敗しがちです。
熱帯魚を飼う場合だと、飼い方を調べ安かろうがある程度の設備を用意する人が多いので、金魚と比べて失敗する確率はかなり低くなっています。
水草水槽は難しめ
ただし水草水槽の場合は想像通り難しめ。
魚を飼うの簡単なのですが、草を育てる・綺麗に維持するというのは別の概念が必要だからです。
肥料・光合成・水質などを適切なバランスで管理することがとても重要で、それを満たすためにCO2添加装置や水草用ライトなどが必要になってきます。
更に器具を揃えたとして適切な使い方をしないとダメで、設備に加え経験・知識もある程度必要になってきます。
初心者が綺麗な水草水槽を最初から作るのは残念ながら難しいと思います。
種類を選べば水草は簡単
とはいえそれはレイアウトコンテストに出されるような綺麗な風景を作ろうと思った場合。
丈夫な水草を選べば、初心者でも育てることは十分可能です。
例えばハイグロフィラ・ポリスペルマやアヌビアス・ナナなどの水草は初心者でも簡単に維持できる水草たちです。
それらは葉が大ぶりでレイアウト水槽には好まれませんが、初心者にはとてもオススメできる水草です。
経験を積み重ねていけば綺麗な水草水槽を作ることもできるようにもなってきます。
誰でも最初は初心者です。
簡単な水草を選べば初心者でも水草を育成することは可能だヨ!
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熱帯魚の値段は?
南国に棲む綺麗な熱帯魚は高価なモノと思いがち。
しかしながら定番の熱帯魚であるネオンテトラで1匹50円~、グッピーで100円~、とかなり安価です。
何なら金魚のほうが高いぐらいですよね。
人気の熱帯魚は養殖されて流通しているので価格が安価になっているのです。
勿論珍しい熱帯魚などは高くなりますが、広く名前を知られている程度の熱帯魚であれば養殖されて安価になっていることが大体なのです。
設備にかかる費用は?
熱帯魚水槽には何万円のお金がかかるイメージがありますが、実際にはそこまで高くないと思います。
小さな30cmぐらいの水槽であれば初期費用としては5,000円~10,000円ほど。
電気代として月500円も見ておけば十分だと思います。
器具代
熱帯魚飼育に必要なのは水槽・フィルター・ヒーター、最低限この3つのみ。
フィルターは水を浄化する器具、ヒーターは冬場に水を温める装置です。
上を見ると切りがないので30cmほどの小さな水槽を仮定すると、
- 水槽:1000円ほど
- フィルター:1000円ほど
- ヒーター:2000円ほど
上記に加え観賞用のライトや砂利を足してやると良いですね。
高くても1万円ほどあれば揃いますし、大体5000円ぐらいだと思います。
セット用品も売られていますのでそちらが便利でしょうか。
上記はフィルター、水槽、ライトのセットです。
ヒーターが付いていないので冬場は別途ヒーターを追加する必要がありますね。
(お好みに応じて砂利なども)
こちらはフィルターと水槽がセットになっています。
電気代
熱帯魚で最も電気を食うのはヒーターです。
モーターの方がかかりそうなのですが数Wほどなので24時間稼働しても数十円のレベルなのです。
ですがヒーターは50Wやら100Wなど使います。
水槽サイズ、室温によりますが冬場は月500円~1000円程度の電気代がかかってきます。
冬以外は数十円だったりするヨ!
詳しくは:熱帯魚の電気代っていくらかかる?実際に計算してみた!
飼育が簡単な熱帯魚
先述した通り、店頭で売られているものは大体飼育が簡単です。
その中でもプラティ、ネオンテトラなどのテトラ類、エンゼルフィッシュなどは入荷コンディションなどを含めて特に失敗しにくい熱帯魚だと思います。
他にもゼブラダニオやラスボラ・ヘテロモルファ、グラミー、ベタなどもかなり丈夫ですね。
とはいえ売られている生体はどれも丈夫な種類が多いので、「どれが丈夫?」はあまり気にする必要は無かったりします。
まとめ、個人的な所感
難しいと思いがちな熱帯魚ですが、実際にはそこまでハードルの高いモノではありません。
確かに水草が繁茂した綺麗な水草水槽は初心者には厳しいですが、熱帯魚の飼育自体はとても簡単で金魚のほうが難しいくらいです。
気になるコストですが、初期費用としては5000円~1万円もあれば十分。
電気代もかかるイメージがありますが、冬場が500円~1000円かかる程度でそれ以外は100円もかからないです。
※あくまで30cm未満の小さな水槽の場合です。
思っているよりかはかなりハードルの低い趣味で、というかホームセンターでも取り扱っているほどですね。
興味がありましたらとりあえず初めてみるのがオススメです。
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