これから海水水槽を始める初心者にオススメしたい丈夫なサンゴ4選
公開:
更新:
初めての海水水槽でもサンゴを飼育することは十分可能です。
今回は初心者にオススメな育成が簡単で且つ綺麗なものを、私が飼育してきたサンゴの中から5種を選んでご紹介致します。
選定にあたって着目したのは以下の点です。
- 育成が簡単であること
- 水槽レイアウトに使いやすく綺麗であること
- コンスタントに入荷があり、入手が容易であること
それでは紹介致します。
スターポリプ
育成が非常に簡単で見た目が綺麗なものといったらスターポリプのグリーンタイプです。
水に揺らぐ様子が癒される
サンゴらしい見た目はしていませんが、草原のようにたなびくポリプは見ていると日々の疲れを癒やしてくれます。
ディフレクターを付けてやわらかい水流をあてると風になびいているように見え、サンゴ自身の育成にも良いです。
ピンクタイプもありますがグリーンタイプが蛍光色でサンゴ特有の美しさがあります。
さらに育成難易度は非常に低く、今回紹介するサンゴの中で増えるスピードが一番であります。
その成長速度は広がり過ぎて困ってしまうほど。
詳しくチェック!:スターポリプの飼育について。水流、増やし方や価格など!
マメスナギンチャク
丈夫なサンゴでよく初心者にオススメされるサンゴ、略してマメスナです。
かなり丈夫なサンゴ
他に紹介するサンゴも丈夫なサンゴなのですが、マメスナは今回紹介するサンゴの中で特筆するほど丈夫です。
特筆すべきは高水温に耐えれること。
私の環境ではクーラーなしで32度超えの環境でも維持ができました。
関連高水温でも飼えるサンゴを検証!32度超えでも飼育できるサンゴがいた!
成長速度はスターポリプには適いませんが一般的なグリーンタイプやレッドタイプのものなら気づくとポコポコ増えています。
バリエーション多彩でコレクション性がある
見た目が牡丹模様が綺麗ですが、最大のポイントはそのカラーバリエーションが豊富なことです。
先述したスターポリプはグリーンタイプか否か、ショートポリプか否かのパターンしかほぼありませんが、マメスナギンチャクにおいては様々なバリエーションがあります。
赤系、青系、黄色系・・・etc。
さらに輪のカラーや中心色の大きさなども組み合わせると大量のバリエーションになります。
他のサンゴと比べてコレクションして集める楽しさがあるのが最大の楽しみです。
私も最初は「とりあえず定番の緑色のやつ入れておこうか」と、なんとなくで入れていましたが、セールなどの機会で違ったバリエーションも入れてみようかと増やしていった結果、段々と新規入荷のマメスナをチェックするようになっていました。
マメスナ沼にハマる愛好家も少なくありません。
詳しくチェック!:マメスナギンチャクの飼育について。水流、増やし方や価格など!
ヤワタコアシカタトサカ(ナガレカタトサカ)
サンゴといったらこういう形のものを想像する方が多いのではないでしょうか。
トカサと呼ばれるサンゴはサンゴらしいエダ状のサンゴで見た目が綺麗なコーラルです。
トサカの中で簡単で増えやすい
トサカの種類は丈夫だと言われていますがチヂミトサカなど取り扱いがデリケートな種類も多く、失敗してトサカすら飼えないと落ち込んでしまう初心者もいます。
そんなトサカの中で初心者にオススメしたいのがヤワタコアシカタトサカで、ナガレカタトサカとして売られていることもあります。
ヤワタコアシカタトサカはとても丈夫で飼育が簡単なサンゴで雑にでも扱っても心配ありません。
更に増えやすく一株から多くのサンゴを群生させることも可能で増やす楽しみもあります。
見た目も綺麗なサンゴの形状をしており、毒性も低く扱いやすさも兼ね備えています。
詳しくチェック!:ナガレカタトサカ(ヤワタコアシカタトサカ)の飼育について!
ディスクコーラル
最後はディスクコーラルを選びました。
ディスクコーラルはマメスナと並んで初心者にオススメされるサンゴの定番種です。
増えやすく飼育難易度も低い
本記事で紹介するサンゴのうち、マメスナに次いで丈夫でこちらも高水温に耐性があります。
成長速度はマメスナやスターポリプと落ちますが、増えるのが遅いわけではありません。
環境に馴染むまでは増えませんが、一旦馴染むとどんどんディスクの枚数が増えていきます。
集める楽しみがある
マメスナほどバリエーションはありませんが、こちらも赤や青、緑さらには模様のバリエーションがあり、集める楽しさがあります。
特に赤系のものは増やしやすく見た目がとてもキレイでライブロックを赤一色にでき、とても人気のあるサンゴです。
マメスナと比べてライブロックを一色で埋めれるのもポイントでしょうか。
詳しくチェック!:ディスクコーラルの飼育について!増やし方や水流、価格など
選外:ヒメシャコガイ
正確に言えばサンゴでは無く貝なのですが扱いはサンゴと全く同じで、サンゴと同じく光合成を行って成長します。
成長速度は遅いですが、ほんの少しずつ大きくなっているようです。1年振り返ると確かに大きくなったかなぁという程度。
ステップアップに是非オススメしたいサンゴ(貝)ということで最後に紹介します。
青がとてもキレイな貝
青系のLEDをあてると非常に綺麗で、特に水面からのぞき込むとさながら宝石の用に光ります。
お洒落で可愛い貝なので水槽にも良いアクセントとなり水槽に1個は欲しい系のヤツですね。
飼育にはハードルがある
飼育には綺麗な水と強めの照明が飼育のポイントです。
水槽が立ち上がってしばらく経ったら導入にチャレンジしても良いでしょう。
綺麗な水と光量が必要で初心者にはやや難しいと紹介されている所ばかりでしたので、私も駆け出し当初は飼育していませんでしたがたまたまセールされている個体がありものの試しに入れてみると以後一切不調が無い程良好でした。
- 綺麗な水が必要といわれている。
外部フィルター+簡易なプロテインスキマーで一切調子を崩すことがありませんでしたが、プロテインスキマー無しで外掛け式だったらどうだろうという感じです。
- 高光量が必要だといわれている。
ヒメジャコガイに関しては高光量LEDしか使ったことがないため、鑑賞用のLEDでも育つかどうかが分かりませんでした。
しかし裏を返せばLEDでも育成することが可能なので是非チャレンジしてみてください。
関連ヒメジャコガイなどのシャコガイの飼育について!照明や硝酸塩など。
こちらもオススメ!:
・サンゴの生態と飼い方!水槽でサンゴ礁を育てよう!
シェアしてね!
Sponsored Link
この記事へのコメント