ツノガエルの種類一覧。大きさや難易度、相場価格など!
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ベルツノガエルやクランウェルカエルはペットカエルとして人気のあるカエルたちですが、正直違いが分かりませんよね。
そんなツノガエルの種類と大きさや飼育難易度などの特徴をまとめてみました。
ベルツノガエル
ベルツノガエルはツノガエル人気の火付け役として最もメジャーだったカエルです。
主に緑・黄色をベースに赤や茶色の模様があります。
個体によって色の乗り方が違い、ベーシックなのは緑と茶色ですが、真っ赤なベルツノガエルもいます。
大きさ
最大サイズは手のひらにででんと乗る程度で15cmほどになります。
ツノガエル共通なのですがオスだと一回り小さくなります。
価格
よく流通しているのが3cm~6cmぐらいのベビーサイズで価格は3000円~6000円ほどで売られています。
赤色が強いタイプは通常のタイプと比べてレアで人気があるため値段が上がり赤の度合いによって6000円~2万円ほどで取引されます。
飼育難易度
ツノガエルの飼育しやすさは餌付けしやすいかどうかがほとんどです。
ベルツノガエルは最も貪欲で簡単に人工飼料を食べてくれるので飼育難易度も最も簡単だと言えるでしょう。
最も拒食しにくいカエルで、人工飼料しか与える気がないのなら最もオススメのツノガエルです。
クランウェルツノガエル
クランウェルツノガエルは最もメジャーなツノガエルになりました。
カラーバリエーションが様々なのが特徴で、緑はもちろんのこと黄色、オレンジ、青、白、茶色などがあります。
カラーに対応してペパーミントツノガエル、ライムグリーンツノガエル、アプリコットツノガエル、パイナップル、ブラウンなど様々な名前がついていますがどれもクランウェルツノガエルになります。
ベルツノガエルと比べて目の上のツノもしっかりしていることも特徴です。
大きさ
大きさはベルツノガエルと大体同じで15cmほどです。
価格
緑、茶色、黄色のタイプは3000円~5000円ほどで3~6cmほどのサイズが販売されており、一番よく見るタイプです。
青・オレンジは一回り高く4000円~7000円。
ややレアものな位置づけで入手難易度も上がります。
白は1万以上で取引されることが多いです。
他にも様々なカラーがありますがレアカラーになればなるほど高くなっていきます。
飼育難易度
餌付けはし易い方なので飼育難易度も易しい方です。
とはいえ上陸したての小さい個体は拒食することがあります。
大きくなるにつれ何でも食べるようになるので、ある程度育った4cm以上であれば安心でしょう。
アマゾンツノガエル
アマゾンツノガエルは名前の通りアマゾンに生息するカエルで、緑と茶色のツノガエルです。
目の黒目が平たく、目の上のツノがよく出てるのが特徴的なツノガエルです。
また模様が特徴的でアゴ下が黒いのも特徴です。
大きさ
ベルツノやクランウェルツノガエルと一回り小さく12-13cm程度です。
成長速度もやや遅めですね。
価格
クランウェルやベルツノと比べて一回り高く、5000円~1万円程度します。
ショップによってはかなりレアもの扱いになってしまうのでかなり高くなってしまう場合があります。
飼育難易度
あまり貪欲に食べにいかないため飼育難易度はやや難しめです。
その場合はメダカなど与えてピチャピチャ跳ねる様子を見せると、食欲が刺激され食べてくれることがあります。
お試しください。
ホオコケツノガエル
ホオコケツノガエルも最近よく見られるようになり、今ではアマゾンツノガエル並になりました。
体色は緑ベースに茶色の紋様が出ており、バリエーション的には緑の濃淡や茶色紋様が乱れる程度になります。
目の上のツノがほぼ無いこともそうですが、名前の通り特徴のある顔をしています。
大きさ
最大の特徴としてツノガエルで最も小さく7-8cmほどにしかなりません。
価格
6000円~1万ほどとツノガエルの中では高めです。
飼育難易度
アマゾンツノガエル以上に食に対する貪欲さがありません。
そのため飼育難易度も難しい方だといえます。
まずはメダカを与えるものと思ったほうが良いでしょう。
大きくなると貪欲にエサを食べに行きますので人工飼料も食べてくれるようになります。
その他のツノガエル
他にも流通は少ないのですが、カーディンガツノガエルやツノガエルの中で最も大きくなるブラジルツノガエルがいます。
それらはなかなか流通しないのでかなりレアものです。
またツノガエルは別種を組み合わせた雑種(ハイブリッド)も存在し、流通することがあります。
ハイブリットツノガエル
例えば以下のような組み合わせのツノガエルが存在します。気に入ったら飼育してみると良いでしょう。
ファンタジーツノガエル
アマゾンツノガル✕クランウェルツノガエル
アマゾンツノガエルの特徴を引き継ぎつつクランウェルツノガエルの丈夫さを取り入れようとしたツノガエルです。
ベルジェットガエル
ベルツノガエル✕バジェットガエル
水棲のバジェットガエルにツノガエルの柄を組み合わせようとしたツノガエルです。
小さい頃はベルツノガエルとよく似ていますが成長に伴いバジェットガエルの特徴が出やすく平べったくなります。
陸場・水棲どっちつかずの個体が多いので、溺れないな深さの水で飼育するのがベターです。
まとめ、個人的な所感
ツノガエルの種類を簡単に箇条書きでまとめますね。
- ベルツノガエル:赤と緑のカエル。最も飼育が簡単。
- クランウェルツノガエル:カラーバリエーションが多い。
- アマゾンツノガエル:ツノが大きく目が細いツノガエル。飼育はやや難しい。
- ホオコケツノガエル:最も小さいツノガエル。飼育は難しめ。
- ブラジルツノガエル:最も大きくなるツノガエル。
オススメのツノガエル
初めてのツノガエルで絶対に死なせたくないのであればベルツノガエルが一番オススメです。
貪欲にエサを食べてくれるので拒食することがほぼ無いですよ。
とはいえ飼育が難しいと言ってもツノガエルの中で!という意味なので、メダカを用意できればどの種類も簡単に飼育することができますヨ。
ツノガエルをお迎えする際の参考になれば幸いです。
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この記事へのコメント
貴サイトの情報をもとに最近ホオコケツノガエルの飼育を始めました。
既に人工飼料に餌付いている4cm程の個体です。
そこで質問なのですがホオコケツノガエルはどの位のサイズが、所謂「ベビー」や「アダルト」に当たるのでしょうか。
現在、幼さの残る外見からベビーであると判断しているのですがベルツノガエル等と比べ情報が少なく、給餌に自信が持てません。
いきなりの質問で申し訳ありませんが答えて下さると有難く思います。
又、Twitterの方が助かるとのことでしたが使い方よく分かって無いのでこちらから失礼します。
>>2
いえいえ、ご協力頂いて恐縮です。
> ホオコケツノガエルはどの位のサイズが、所謂「ベビー」や「アダルト」に当たるのでしょうか。
・ベビーは直径4cmまでだと思ってます。
・アダルトは雌雄差もありますが直径7cm~8cmぐらいかと。メスの方が一回りデカいです。
飼育されてる個体はベビーと呼んで良いものと判断します。
> ベルツノガエル等と比べ情報が少なく、給餌に自信が持てません。
推察の通り、ホオコケは人工飼料を食べない傾向が多いツノガエルです。
アマゾンツノガエルもそうなんですが食べない時はメダカや小赤を与えると良いです。
ピチャピチャ跳ね回るのが食欲をそそられるみたいで、食べないと思ったときは選択肢に入れてみて下さい。
あとツノガエルといえばピンクマウスですね。
基本的に人工飼料よりかは食ってくれて、栄養価がかなり高いです。繁殖など栄養をたっぷり与えたい時にも有用です。
ホオコケは人工飼料だけでは難しいかと思いますので、他のエサを与えることも考えておくといざ拒食になった時に対応しやすいかと思います。
こんな感じで!!
詳細な回答をしていただき感謝です。
>飼育されてる個体はベビーと呼んで良いものと判断します。
ひとまず安心しました、餌のやり過ぎによる死亡例が多いと聞いていたのでどうしても少な目の給餌となってしまい栄養状態が心配でした。
これからは様子見しつつ給餌頻度を増やしてみようと思います。
>ホオコケは人工飼料だけでは難しいかと思いますので、
確かに現在人工飼料を食べているからと言って今後もそうとは限らないですね、今のうちに色々与えて見て好みを把握しておこうと思います。
ありがとうございました。