市販のカルキ抜きは何秒でカルキが抜けるか検証してみた!
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「市販のカルキ抜きは投入してから、どれぐらいでカルキが抜けるの?」
市販のカルキ抜きには「即効性」と書かれてますが、実験してどれぐらい即効性があるのか確認してみました!
カルキ抜きが溶ける時間は?
結論から言えば、カルキ抜きを入れたのち数秒~5秒ほどしっかり混ぜればカルキこと塩素は中和されています。
中和は数秒程度あれば十分なのですが、不安なら5秒も混ぜれば完璧です。
少し時間が必要な気がしますが待つ必要は無いです。規定量入れてしっかり混ぜさえすればOK。
実証した内容
水道水の塩素を測る、残留塩素測定試薬を使って測定しました。
使ったのは「柴田化学 残留塩素測定試薬」。
試験薬と被検体である水を混ぜ、塩素があれば赤く発色します。
まず水道水で試してみましたがこの通り。
ではカルキ抜きを使って、検証していきます。
ちなみに使ったカルキ抜きはキョーリンの安いやつです。(液体タイプ)
いつも通りカルキ抜きしてみる
まずはいつもの通りカルキ抜きしてみます。
いつもサッと済ましてますが、これで塩素反応があれば最悪です(´・ω・`)。
8Lほどバケツに水道水を入れカルキ抜きを投与、そして数秒手でかき混ぜたものを試薬と混ぜてみます。
すると・・・
真っ白になりました!
いつものカルキ抜き方法だと問題ないみたいでホッと一息。そりゃそうだ。
次は時間を短くして、どれぐらい楽できるのかをチェックしていきます。
カルキ抜きを入れて、1秒間混ぜた場合
カルキ抜きを入れて、1秒間必死に手で混ぜ合わせたものをチェックします。
個人的にはこんなに簡単で大丈夫か?と思いつつ測ってみると・・・。
一瞬「おっ!」と思いましたがほんのすこーしピンクがかっているのが分かりますでしょうか。
0とはいきませんが、ほとんど中和されているということが判明。
これぐらいでほとんど中和されているのですから、全部混ざるように混ぜさえしてれば神経質に待つ必要は全く無いと言えます。
まとめ、個人的な所感
実証の結果、1秒ぐらいしか混ぜなくてもカルキはほとんど中和されていることが分かりました。
そのためカルキ抜きを使うポイントとしては、しっかり混ぜさえすればカルキはしっかり抜けている、神経質に待つ必要は無いということです。
私はいつも数秒ぐらい「えいえいえいえいっ・・・etc」と混ぜているのですが、それぐらいなら十分ということが分かりました。
ホンマに抜けてるんかな?とふと不安になりましたが、神経質になる必要は全く無いようです。
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この記事へのコメント
とても分かりやすくて、参考になりました。
ありがとうございました(^^♪
気になっていたので、情報ありがとうございます。
30秒も待てば確実なんですね。
水槽についてくるカルキってすぐに水槽の中に入れても良いのですか?
>>3
カルキは魚がいない状態で使用します。
なので一般的にはバケツが用いられます。
検証ありがとう御座いました(^^)
私が使用しているカルキ抜きは現在はテトラ コントラコロラインです。
少し気になっているのですが、某ブログの主さん(https://blog.goo.ne.jp/an-chovy/e/810408d45575dc8c339f410deaf82eb3)かなり昔の記事になりますがテトラ パーフェクトウォーターで塩素を測定してくれていましたが全然中和されていない!と書いておられるので、出来ればテトラ商品でも検証をお願いしたいです(><;)
Googleから検索で来ました。
思い込み記事が大量に出回っている中、科学的な検証をされていることに大拍手です。
すごい!
同様の検証記事お待ちしています。
個人的には水の残留酸素濃度とか知りたいです。