マメスナギンチャクの飼育について。水流、増やし方や価格など!
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マメスナギンチャクはソフトコーラルの仲間でお花畑のような美しいサンゴで、愛好家の間ではマメスナと呼ばれています。
入門用のサンゴとしても知られており、バリエーションが多いのもあり人気のサンゴのひとつです。
そんなマメスナギンチャクの育成に関するあれこれをまとめました。
飼育難易度
マメスナギンチャクの飼育難易度はとても簡単で、初心者にもオススメなソフトコーラルです。
丈夫さ
マメスナギンチャクはかなり丈夫な部類で海水魚を飼育できる環境であれば問題ありません。
また環境の変化にとても強く導入時の失敗はほぼありません。
照明の必要性
マメスナギンチャクの飼育だけにおいてはそれほど強い照明は必要ありません。
しかしパワーの弱いライトを使用していると色あせてポリプの肉付きも痩せてしまいます。
また光を求めて上に伸びるのでキノコが生えたような形になってしまいます。
強い照明をあてることで隙間無くビッシリ詰まり、発色も良くなります。
綺麗さを維持、引き出すためにはある程度の照明を使用した方が良いでしょう。
水流の必要性
マメスナギンチャクにおいては水流は特に気にする必要はなく、無くても飼育が出来るサンゴです。
餌・添加剤の必要性
マメスナギンチャクは餌や添加剤は特に必要とせず、栄養が無くなった古い飼育水でも飼育が可能です。
添加物は全く必要無く育成・増やすことができます。
増えやすさ
マメスナギンチャクはサンゴの中で最も増やしやすいサンゴですが、増えにくいバリエーションのものもありタイプによってまちまちです。
ライブロックを覆うように増えていきますので、ライブロックを割るか、小さなライブロックを隣接し移った後にライブロックを切り離せば株分けすることが出来ます。
早く増やしたい場合は液体タイプの添加剤を定期的に添加するとより早く成長させることが出来ます。
毒性、他のサンゴとの接触
マメスナギンチャクの毒性はやや強い方です。
強いサンゴに触れている状態だと勢力が止まってしまいますが腐ることはありません。
同じソフトコーラルのスターポリプには負けてしまいます。
飼育に置いて特筆すべき点
マメスナギンチャクは飼育において特筆すべき点がありません。
強いていえばバリエーションにより増えやすさが異なる程度でしょうか。
バリエーション、価格
マメスナギンチャクはかなりのバリエーションがあります。
よく似たようなマメスナでも中央の色や輪郭周辺の色、触手部分の色・長さなどが異なり、コレクションしてお花畑を作る楽しみがあります。
バリエーションにより価格がばらつきますが2,000~10,000円で入手が可能で安価なサンゴの部類になります。
豊富なバリエーションの中からいくつかを紹介します。
グリーンタイプ
一般的なグリーンのタイプになります。
このタイプが最も増えやすくスターポリプほどではありませんがライブロックを覆うのは時間の問題です。
緑の色素を持つサンゴは青色の光をあてると反応して発光するため非常に美しくなります。
価格
1,000~2,000円程で最も安価なマメスナです。
レッドタイプ
グリーンタイプのものの次に良く見られるのが赤いタイプのものです。
このタイプも増えやすいマメスナギンチャクです。
価格
1,000~2,000円程で最も安価なマメスナです。
オレンジグリーン
中央がオレンジ色で触手が緑のタイプのマメスナギンチャクです。
こちらもそこそこ良く見るタイプでより色素が濃いと値段が高い傾向にあります。
価格
2,000~3,000円程
ブルーピンク
マウス部分がピンクで外輪が青いタイプのマメスナギンチャクです。
触手部分も短くなっています。
価格
3,000~5,000円程
ブルーイエロー
マウス部分と外輪が濃い青で間にイエローが入っているタイプです。
珍しいカラーは高いことが殆どですがショップで増やした個体が販売されていることもあり、安価で入手できることもあります。
価格
3,000~5,000円程
総評
飼育しやすく、お花畑のような綺麗なサンゴで初心者にオススメのサンゴです。
またとても種類が多く、コレクション性があるので様々なマメスナを集めてみるのも良いでしょう。
ベテランから初心者まで親しまれているサンゴのひとつです。
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