ツノガエルのオタマジャクシがカエルになるまでの期間は?クランウェルツノガエルの飼育記録!
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ツノガエルをオタマジャクシから購入すると、オタマジャクシとカエルを育成する二つの楽しみがあります。
クランウェルツノガエルのオタマジャクシを育成して、カエルにしたのでつけていた成長記録を記載します。
「どれくらいで大人になるのかな?」、「どんな飼育環境が必要なのか?」などの参考になればと思います。
購入時のサイズ、カエルについて
クランウェルツノガエルのオタマジャクシです。
購入時のサイズは4cm程でした。
明るいカラーのアルビノタイプの個体です。
育成環境
オタマジャクシの飼育に用いた環境を記載します。
飼育設備
大きさが15cm×10cm程のプラケース「クリアスライダー」です。
蓋がスライド式になっているので外されにくく、外しやすいプラケースなので重宝しています。
濾過装置は無しです。
5月だったので加温もしていません。
餌
冷凍アカムシを与えました。
キョーリンのクリーンアカムシ ミニキューブです。
1日1回たらふく食べさせた後、数時間後に全換水を行って水が汚れないようにしています。
換水について
濾過装置を付けていないので1日1回ほぼ全換水を行います。
水換えに使用した水は、熱帯魚を飼育している水槽の水を使いました。
水槽の水は常温だったので特に水合わせは行っていません。
飼育記録
クランウェルツノガエルのオタマジャクシ飼育記録です。
3日目
体長:4.2cm
最初は体力が不安でしたが大丈夫そうです。
全換水にも十分耐えれる体力があります。
食事に関しては問題無く与えれば匂いに反応して食べます。
量はおおよそミニキューブの半分いかない程度を食べています。
足の付け根に後ろ足になると思われる突起が見えます。
5日目
体長:4.6cm
前回より2日空いていますが0.4cmぐらい大きくなりました。
写真は遠近で大きく見えていますが実際は4.6cmほどです。
7日目
体長:5.4cm
こちらも前回より2日経過後で、0.8cmサイズアップしました。
かなり体格がしっかりしてきて、購入時の気弱なオタマジャクシとはオサラバです。
8日目:足が明確に生える
体長:5.6cm
1日経過後ですが、購入8日目にして足が明確に確認できるようになってきました。
上から見ると付け根に足が見えるのが確認できると思います。
10日目
体長:6.0cm
上記より2日経過後で0.4cmのサイズアップです。
だいぶ後ろ足がしっかりしてきました。
体の形もまん丸からやや細長くなってきたようです。
12日目
体長:6.4cm
同じく2日後です。0.4cmのサイズアップです。
かなり大きくまた足がしっかり出来上がってきました。
餌はミニキューブを丸ごと1個食べるようになってきました。
14日目:模様がうっすら確認できる
体長:6.7cm
同じく2日後です。0.3cmのサイズアップになりました。
うっすらと模様が確認できます。
お腹あたりには生成されている手が確認できるようになりました。
オタマジャクシは後ろ足は少しずつ大きくなりますが、手については体の中で生成されており出来上がるとある日突然生えてきます。
手が生えてくるのもすぐでしょう。
16日目:手が生える
体長:6.8cm
腕が生えました。
腕が生えたほか目も飛び出すようになってきて、口もカエルに近くなってきました。
オタマジャクシを飼育して2週間ほどですが、もうオタマジャクシの面影はあまり無く、どちらかというとカエルの方がしっくりくる体格です。
しっぽの生えたカエル、オタマカエルです。
17日目:陸上生活開始
体長:6.8cm
前回より1日経過していますが、水面に上がってきて空気を吸う動作をしたためエラ呼吸はもうでき無くなってしまったようです。
水をすべて捨ててキッチンペーパーを敷いた環境に移すことにしました。
正直大丈夫かな?と感じますが水面に空気を吸いにきたということはエラ呼吸に切り替わっていますので、大丈夫なサインです。
ここからしっぽを吸収して成長を行いますので餌を食べなくなります。
冷凍アカムシは卒業です。
18日目
体長:?
もはや体長を測定することが困難です。
しっぽの先が少しずつ小さくなってきていて、体の方も小さくなっているように感じます。
シッポはまず膜が取れて徐々に短くなっていき最終的にはしっぽは無くなります。
しっぽが完全に無くなるまでは餌を食べないので餌を用意していない場合はこの間に用意しておきましょう。
20日後:カエル、初めての食事
体長:2~3cm
しっぽがほぼ無くなりました。
試しに餌、ひかりベルツノを目の前で転がしてみたところ反応せず未だ早いかな?と思いましたが、上から口元に落とすと「パクッ」と食いつき食べてくれました。
食べない場合はコオロギを一時的に与えようかと思っていましたが人工飼料でもなんでも食べますね。
心配無用でした。
どうやら上から落ちてくる餌には反応がとても良いようで、この点はウーパールーパと同じだと思いました。もし中々人工飼料を食べない場合は上から鼻先に落とすようにしてやると良いでしょう。
後は通常のツノガエル飼育方法で育成します!
まとめ
4cm程のクランウェルツノガエルのオタマジャクシを購入してから、カエルになるまでは20日間でした。
参考なれば幸いです。
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この記事へのコメント
ありがとうございます参考になりました