ザリガニのハサミが取れた!?影響と再生方法について!
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無くなったハサミは脱皮で生えてきます。
ザリガニのハサミが無いことの悪影響や、再生の様子、元通りになるまでの期間などを解説。
「ザリガニのハサミはモゲても生えてきますか?」などの疑問にお答えします。
ハサミが無いことの影響
ザリガニはハサミが無くたっても通常の生活では困ることはありません。
エサを取るのは前方の足を使いますし、両方取れたって普通は気にせずともOKです。
ただし繁殖時には難あり
ただし繁殖させる場合は要注意。
ザリガニの交尾はオスのハサミで、メスのハサミを抑えるようにして体勢が固定されます。
オスメスどちらかのハサミが無かった場合、交尾の体勢を作れないので交尾できない可能性が高くなってしまいます。
またハサミ以外にも交尾時には足も使いますから繁殖させるザリガニは全て生え揃っているべきでしょう。
ハサミはどうやって再生する?
非常に不思議なのですが、脱皮を行うと小さなハサミが生えてきます。
脱皮したては色も付いていない出来立てホヤホヤといったモノなのですが、日数の経過とともにしっかりしたものに。
初回の脱皮では小さいハサミですが、脱皮を繰り返すと少しずつハサミが大きくなっていき、いずれは元の大きさまで再生することができます。
あとハサミだけでなく足も同様に再生可能です。
ハサミが完全に再生するまでの期間
完全に元の大きさに戻るまでは「脱皮頻度」・「元のハサミの大きさ」によって前後しますが、目安は2ヶ月~半年ぐらいで”おおよそ“元通り、といったところ。
脱皮の多い子供ザリガニであればすぐ元通りですが、大人だと脱皮間隔が半年の場合もあるのでその分再生には時間がかかります。
ハサミの大きさにも影響し、オスの大きなハサミを復帰するのにはその分回数が必要です。
上記の個体はオスですが、1回目では元の大きさの30%ぐらい、2回目で60%ぐらい、3回目で80%ぐらいと少しずつ大きくなっていきます。
この個体は脱皮頻度が1ヶ月に1回程度なのでハサミ無しからここまで来るのに3ヶ月ほどかかっています。
まとめ、とか
ケンカや事故などで不意にハサミがとれてしまっても脱皮を繰り返せば元のハサミに戻っていきます。
子供サイズであれば定期的に脱皮するので数ヶ月もあればすぐ元通りに。
が、大人になると脱皮自体が半年に一度ということもあるのでかなり気長に待たなければいけません。
ザリガニはハサミの迫力も魅力なので、お気に入りの個体は早くからの単独飼育を!(=゚ω゚)ノ
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