第3回『アクアトーキングレビュー』、参加レポート

京都で開催された熱帯魚愛好家たちによる集会、『AquaTalkingReview 3rd』in ベーコンラボ京都駅 に参加してきました。

イベント概要とその感想レポートです。

目次




AquaTalkingReviewとは?

『Aqua Talking Review(アクアトーキングレビュー)』とは、熱帯魚ファン達による熱帯魚ファンのためのイベントです。

私は何度かアクアトーキングレビューに参加させて頂いておりますが、第3回目となる今回は著名人による魚の講演会+熱帯魚愛好家のオフ会が近いかと思います。
(なおこのイベントは発展途上中であり、今後がそうとは限らないので注意)

プロアマを問わず、我々が興味のある有識者をお招きして、

  • 研究内容
  • 自身の活動内容
  • 得意な分野

等について講義をしていただき、講演者、参加者と相互的に話し、より理解を深めていく。

それが「AquaTalkingReview」の主な内容です。

引用元:公式サイト:「AquaTalkingReview」について

今回の2023年6月10日『ATR 3rd』で中心となった運営者は「淺村 峻一」氏と「かずにゃん氏」。(注:運営は二人だけではありません)

『アクアトーキングレビュー』4thの様子左手が淺村氏

淺村氏は大のシクリッドマニアでなんと「月刊アクアライフ」にも、水質やらタンガニイカシクリッドに関する飼育レポートなどを寄稿するほどのドマニアで大ベテランです。(氏については月刊アクアライフ1994年7月号などを参照下さい)

一方で「かずにゃん氏」は、主にTwitterで活動されているマジモンの熱帯魚マニアであり、Twitterの熱帯魚オフの主催だったりツイ民にとってはお馴染みかもしれません。

淺村氏は以前、魚仲間を家に招いた際「魚の話全然しとらんやんけ!もっと魚の話しようや!!」ということを感じて、本イベントの運営に携わっているとのこと。当方、お二人は交流がありますが、本当に「ド」マニアでございまして、そんな彼らが趣味の魚の話をするために開催しているのが「アクアートーキングレビュー」でございます。

当日の流れ

当日の流れとしては以下の感じ。

  • 14時00分~:会場がオープン
  • 14時30分~:有識者による講演開始
  • 途中休憩を挟みつつ、講演
  • ~19時00分:会場撤収
  • 懇親会(飲み会)

まぁ詳しくは公式サイトのスケジュールをご覧ください。

講演とはなんぞや??

『アクアトーキングレビュー 3rd』で講演中の佐藤 駿氏講演中の佐藤 駿 博士

『アクアトーキングレビュー』では、有識者をお招きして魚に関する講演をしていただくという内容が入ります。

今回の講演は2023年現在、京都大学所属の魚類学者である「佐藤 駿」博士による『ディスカスの顔の話ひたすら』となっていまして、中々濃い内容でございました。

内容がちょっと学術的・専門的なものもあり、ディスカス以外だと飼育には直接影響しにくいものですが、魚を飼育する上では非常に興味深く、今後魚との付き合い方はより深くなること間違いなしの講演。
(もちろんディスカスを飼っている方は、飼育に活かせそうな情報が沢山あります)

なにより質問コーナーが度々設けられるのですが、一般的な学者の講演会では聞きにくい「飼育に関すること」も気軽に聞ける雰囲気なので、他のいわゆるサイエンスカフェよりかは雰囲気が心地よいかと思います(あくまで熱帯魚好きとしては)。

交流会の雰囲気

『アクアトーキングレビュー 3rd』に現れたアクアリスト

公演前・講演の休憩間・講演後・懇親間(いわゆる居酒屋)で、参加者同士での意見交流ができます。

今回は多くのTwitterオフ会を主催された『かずにゃん氏』ならではの声掛けもさることながら、ATRの回を重ねて参加してくれた常連?メンバーの気づかいもあり、初見の人でも色々意見交換が出来ました。

そのため一般的な飲み会のオフ会よりかは喋りやすい・他の人と話しやすい雰囲気に感じましたね。晩の懇親会は僕は参加してないのですが、かなり盛り上がったそうです。
(どちらかというと僕飲みオフ会苦手で、あれ最初に座った位置が全てで、動いて話したりできなかったりするじゃないですか)

『アクアトーキングレビュー3rd』の集合写真

中央が今回講演いただいた佐藤駿氏、右手が運営の淺村氏です。他はモザイクですが皆さん笑顔。

集合写真を取るのは部活っぽい??

総評の感想

当方、膝に矢を受けている身で夕方からは参加できなかったのですが、ワイワイ意見交流をしている中で抜けなければならないのは非常に残念に思ったほど楽しかったです。

公演が始まるまでの30分と公演の休憩時間で他のアクアリストと交流できましたが、個人的にはこれが一番良かったです。

いやもちろん公演の内容は非常に濃いものでは間違いないのですが、長い間アクアの友達いなかった自分には非常に良くて・・・。「どんな魚飼っていますか?」から広がる話の輪

あまりに楽しかったので個人的には昼間のフリー交流会を増やして欲しいと思うほど。

まぁ晩にご飯を食べながらの懇親会(飲み会)は用意されておりますのでそこがメインの交流場になるとは思いますが、個人的にはもっと魚の話をしたかったなーと非常に楽しい思い出になりました。

『アクアトーキングレビュー3rd』の懇親会の様子参加できなかった懇親会の様子。うらやましい・・・。

シェアしてね!

Sponsored Link

この記事へのコメント

  • 投稿いただいたコメントは本サイト及び関連メディア等で編集されて掲載される場合があります。
  • コメントは承認制です。
    管理者が承認するまではコメントは掲載されません。記事と直接関係ない内容や他ジャンルをけなすもの等、管理者が不適切と判断したコメントは不掲載となる場合がございます。

以上あらかじめご了承の上、投稿下さいませ。

コンテンツ

サイト運営者

運営者のイメージ

ジュン

自然派インドア。

いろんな生き物で培った実経験を元にアレコレ書いてます。

ネット上によくある「飼育素人のプロライターがネット上の情報を集めてそれっぽく書いた記事」ではなく、愛好家が経験を元にした記事がウリです。

ヨロシクネ!!