数多く熱帯魚を飼育できない場合に見直すべきポイント3つ!
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「新しく魚を導入しても結局元の数に戻ってしまい、水槽のキャパシティが決まっているように感じられる。」
「水槽サイズと濾過装置は十分足りてるはずなのに魚を多く飼えない。」
そのような現象に悩まされていませんか?
魚が多く飼えない原因についての見解とその解説及び対策をお教えします。
導入方法を見直す
購入した魚が一週間以内に死んでしまう場合は魚の導入方法自体が間違っている可能性が高いでしょう。
新しく購入してきた魚を水槽に入れる際にはかなりのショックがかるため、そのショックを緩和することが必要です。
このショックが強いと魚を導入しても調子が上がらず、少しずつ容態が悪くなり死んでしまいます。
魚を購入してきた場合は水合わせと呼ばれる作業を行いショックを緩和しましょう。
水温を合わせること
購入してきた魚は袋ごと水槽に入れて、10分~20分ほど水に浮かべてください。
こうすることで徐々に水槽内の水温に合わせることができ、水温の変化によるショックを防ぎます。
少しずつ水槽の水に慣らすこと
ショップで飼育されていた水(袋の水)と水槽の水とでは水温の他にも様々な水質が異なっており、急に水質が変わってしまうとショックを受けてしまいます。
水温を合わせ終わった後は少しずつ水槽内の水に慣らしていきましょう。
1、袋の中の水を1/3捨てて、捨てた分水槽内の水を袋の中に入れる
水槽水を少しだけ入れることによりショックを緩和します。
2、10分待つ
魚が新しい水に落ち着くまで時間を置きましょう。
1番、2番のサイクルを3~5回繰り返す
少しずつ水槽水の比率を大きくしていき、ゆっくりと時間をかけて慣らしていきます。
魚を水槽内に入れる
刺激をあたえないように優しく放ってください。
砂利を見直す
ネオンテトラなどアマゾンに棲む熱帯魚の多くは「弱酸性」の水質環境に生息しています。
アマゾンに限らず多くの熱帯魚が弱酸性の水質で生活をしています。
砂利はアルカリ性に傾ける
しかしながら砂利を敷いていると水質が弱酸性とは全く逆の「アルカリ性」に傾いてしまうことが多く、弱酸性を好むネオンテトラなどの熱帯魚は環境が合わずに早死にしてしまいます。
砂利を敷いている場合は一度PH測定キットを購入してチェックを行い、水質がアルカリ性に傾いてないかを確認しましょう。
もし傾いている場合はアルカリ性に傾けないセラミックや溶岩石、ソイル系の底床に変える必要があります。
アルカリ性を好む熱帯魚もいる
逆にアルカリ性に傾いた環境に生息する熱帯魚もいます。
プラティや外国産グッピー、アフリカンシクリッドなどの生息環境は弱いアルカリ性の水質になっており、それらの熱帯魚はアルカリ性に傾ける砂利の方が飼育には適しています。
ソイルという土ベースの底床は水質を酸性に傾けますのでこれらのタイプはソイルとの相性が悪いです。
病気の持ち込みを見直す
ショップでは安価な魚を雑に管理していたり、入荷状態が悪かったり等でショップ内の水が悪い病気で蔓延していることがあります。
病気が蔓延している状態の水及び魚を持ち込んでしまうと病気が感染してしまい今までいた魚が死んでしまうことがあります。
あまり起こり得ることはありませんが、ショップ明らかに状態が悪い個体が多い場合は購入を見送る、もしくは別のショップを探してみるのが良いでしょう。
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