ズブの初心者が金魚を死なせない、たった4つの飼育ポイント
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「金魚を飼うのは難しい」そう思っていませんか?
実は多くの人が正しいと思い込んでいるところに落とし穴がありました。
初心者が思い込んでる大きな間違いや、飼育の常識など「初心者にまず教えたい4つのポイント」として解説します。
思い込みさえ直せば金魚を飼うのはとても簡単になるハズです。
水道水はそのまま使えない
水道水には消毒のためにカルキ(塩素)という薬剤が含まれていますが、これが金魚にとっては毒。
水道水を直接使用した場合、普通に死にます。
使用できるようにするにはカルキ抜きを使って、カルキを除去することが必須。
多くの初心者はここで失敗してしまいます。
関連金魚のために水道水からカルキ(塩素)を除去する方法一覧!
水温変化にとても弱い
金魚の適応水温は3度~30度ほどと幅広い温度で飼育することできます。
しかしながら水温の変化には弱く、数度変わるだけでもゴッソリ体力を消耗します。
最もダメージをうけやすいのがお迎え時。
夏なら常温に対し水道水はかなり冷えており、そのままポチャンと入れたら水温急変で間違い無く死にます。
人間ですら冷たいプールに入る際は心臓の鼓動が早くなり、呼吸も荒くなるほど。
お迎え時や水換え時など水温をできるだけ変化させないようにするのが金魚を飼うコツです。
関連いきなり水槽に入れてはいけない!?水合わせの必要性とやり方!
大体エサの与えすぎ
初心者が失敗してしまう大きな理由として「エサの与えすぎ」があります。
食べ過ぎてしまうということではなく、食べ残しが出てしまうのが問題。
残ったエサは水を急速に汚し、金魚に深刻なダメージを与えてしまいます。
食べ残しのリスクは思ったより重い
食べ残しのリスクは初心者が思っている以上に深刻で、簡単に死ぬほどヤバいリスクがあります。
ハムスターや犬なら多く与えても太るぐらいで直接死ぬことはありませんが、金魚の場合は食べ残しは水に溶けて急速に水質を悪化させてしまいます。
金魚にとっての水の汚れは目で見ることはできません。
悪化した水質は金魚に直接ダメージを与え、そして金魚が死んでしまいます。
よかれと思って多くあげたエサが金魚を殺してしまうのです。
そもそもあまり与えなくてもOK
初心者にとっては少ないかな?と思う程度が丁度良いエサの量です。
そもそも金魚は活動に必要なエネルギーが少なく、エサは多く必要としません。
1週間ほどならエサを与えなくても死ぬことはなく、餓死で死なせる人は相当怠惰な人くらいです。
正しいエサやり
一度にドバッと与えずに小出しにして少しずつ様子を見ながら与えるのが正しいエサの与え方です。
「少し与える」→「食べきる」→「様子を見て再度少し与える」の繰り返しで食べ残しがないように与えます。
時間をかけて観察することで満腹に近いことが分かるようになるので、エサの量も分かりやすいですね。
金魚鉢はいけすでしか無い
「金魚を飼うなら金魚鉢!」と思いがちですが実は金魚鉢は金魚の飼育に適していないのです。
小さな金魚を1匹を飼うには最低でも5リットルの水は欲しいところ。
しかしながら金魚鉢は2Lぐらいしか水が入らないため水量が足りないのです。
水量が不足すると水が汚れやすくなったり、昼と夜で気温が変わりやすくなるため金魚にとっては過酷な環境。
飼育に慣れていない初心者が失敗するのは当たり前なのです。
コレに対し水槽は30cmほどの小さなものですら10Lほどあります。
金魚鉢はオシャレなのですが金魚を一時的に生かすためだけのいけすでしかありません。
まとめ、個人的な所感
金魚の飼育は犬やハムスターなどと異なった常識があります。
- 水道水に含まれる塩素(カルキ)は金魚にとって毒。必ずカルキ抜きを。
- エサは絶対に食べ残さないように与えることが鉄則
- 水温変化にとても弱く、水温には気をつけたい
- 金魚鉢は飼育難易度が高く初心者向けでは無い
上記の常識さえ身につければ飼育自体はとても簡単。
なんであんなに難しいと思っていたんだろうと感じることだろうと思います。
次はこちらがオススメ!:金魚飼育の始め方!水槽の立ち上げ手順と飼い方について!
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