初心者にオススメの飼いやすい金魚の種類、4選!
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「金魚の中でも丈夫な種類はどれ?」
そう思っている金魚を始めたい初心者向けに、金魚の中でも特に丈夫な種類を紹介し、特徴や飼い方のポイントを解説。
和金(わきん)
「和金(わきん)」は金魚すくいの赤い金魚でお馴染みの金魚。
金魚の中では最もタフだと言われる種類であり、その強さはダントツ。
魚を飼うというのはある程度の知識が必要なのですが、何も知らない人でもしばらくは生かすことができる強い生命力を持っています。
長期飼育には魚を飼う常識を
いくら強健と言われる和金ですが、長期飼育には魚を飼う基本ができていないと、いずれ体力を使い果たして死んでしまいます。
本来金魚は10年も生きる長寿のペット。
寿命に近づけるためには金魚を飼う基礎を学ぶことが必要です。
観賞用の和金も
金魚すくいの金魚は小さいうちは可愛いのですが、大きくなるとフナっぽくて可愛くないと言われることも。
しかしながら観賞用に作られた和金は非常に綺麗です。
大きくなっても野暮ったさは無く、逆に凄みが感じられる金魚へと成長します。
中々ショップで見かけることはありませんが、見かけたら是非チェックすることをオススメします。
関連「和金」金魚。大きさや他の金魚との相性、飼育ポイントなど
コメット
先述した和金の尾びれを長くした感じの金魚が「コメット」です。
和金と同じくらい丈夫な金魚で、飼育についても和金に準じます。
性格的な相性も和金とは良く、「金魚すくいの金魚を飼っていて、金魚を増やしたい場合」にもオススメできる金魚です。
成長してこそ真価が出る魚
コメットは成長とともに尾びれも長くなる傾向があります。
長く伸長した尾ビレのコメットは名前通り、彗星(comet)そのもの。
1匹をじっくり育てるのも良いかも知れませんね。
関連「コメット」金魚。大きさや他の金魚との相性、飼育ポイントなど
朱文金(しゅぶんきん)
和金の尾ビレを長くし、赤青黒(白)の三色模様にしたような金魚が「朱文金(しゅぶんきん)」です。
金魚とフナをかけ合わせて作られた金魚で、フナの丈夫さを引き継いだかなり丈夫な金魚。
金魚は改良品種が進むと、弱くなることもありますが朱文金にいたっては心配無用であります。
飼育については和金と同様で、強健な金魚の1つ。
こちらもまた金魚すくいの金魚(和金)と相性が良いのもポイントです。
柄のパターンは千差万別
キャリコとも言われる三色模様は個体によって大きく違い、同じ朱文金といってもかなりのバリエーションがあります。
同じ朱文金といえども柄の入り方で印象が全く異なるので、気に入った個体を探す楽しみもある金魚です。
関連「朱文金」金魚。大きさや他の金魚との相性、飼育ポイントなど
琉金(りゅうきん)
「琉金(りゅうきん)」はこれもまた代表的な金魚で、丸い体型と長い尾が特徴の金魚です。
強健な和金から改良品種された金魚であるため、金魚の中では丈夫な部類になります。
先述した三種類は大きくなると金魚っぽさは失われてしまいがちですが、琉金は丸い体・長い尾により金魚らしさは失われません。
やっぱり丸い体型の金魚は可愛いですね。
飼育のポイント
ただ体が丸い分臓器に負担がかかりやすく、成長に伴い転覆病などの病気にかかりやすい一面があります。
小さいウチは和金と同様でも構いませんが、大きくなればしっかりとした飼育環境を整えてあげたいところですね。
また先述した三種類の金魚と比べると泳ぎが下手なため、一緒にするとストレスで弱ってしまうこともあるため同居する金魚は同じく泳ぎが下手な金魚がオススメです。
まとめ、個人的な所感
紹介した「和金」・「コメット」・「朱文金」もそうですが、フナ型・和金型と呼ばれる細い体型の金魚は強健そのもの。
生命力が強く、飼育にかなりの落ち度があっても生き長らえることができる金魚たちです。
なので心配性な方はまずフナ型体型の金魚に絞って飼育すると良いでしょう。
ただ金魚自体が元々丈夫なペット。
知識が無い、または間違った知識で飼育されているから弱いイメージがありますが、基本さえ抑えてやればどの金魚でも十分飼育可能です。
流石に土佐金など特殊な金魚となると難しくなりますが、手頃に手に入る金魚はどれも丈夫なので飼い方をしっかり学び、自分好みの金魚を飼うのが一番です。
飼い方の基本:金魚飼育の始め方!水槽の立ち上げ手順と飼い方について!
金魚の種類をもっと知りたい:金魚図鑑
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