CO2電磁弁「SV120」レビュー【Amazon定番製品】

Amazonで定番のCO2用電磁弁である「SV120(HaruDesign)」の実使用レビュー。

パッケージや実際に使用している様子、使用感などを紹介します。

目次




製品の概要

CO2電磁弁(SV120)を使用している様子

HaruDesignから発売の「SV120」はCO2用電磁弁です。

CO2用電磁弁はコンセントに通電するとバルブが開き、通電していない時は遮断される装置であり、これを使えば照明とともに24時間タイマーでCO2添加をコントロールできるようになります

「SV120」はAmazonで定番人気の電磁弁であり、例えば同じく定番の「小型CO2用電磁弁 2CG0219」がAmazon評価数22件なのに対し、SV120は評価数190件もあるほどです。
(2022/09月時点Amazon.co.jpでの情報)

そのほかSV120の主な特徴としては以下

  • 0.4Wの消費電力で触っても熱くなく、低電力でランニングコスト(1ヶ月10円程度)
    が気になりません。
  • 低発熱のため全体のパーツ耐久性が向上し長寿命です。製品1年保証。
  • 通電時にランプが点灯し、バルブが開放していることが一目で分かります。

開封・本体の様子

Amazonで注文して届いたのがコチラ。

CO2電磁弁「SV120」のパッケージ

開封するとこんな感じです。

CO2電磁弁「SV120」のパッケージを開封した様子

取説と梱包物各種。

CO2電磁弁「SV120」のパッケージを開封した様子その2

袋を整理すると「本体」、「ACアダプタ」、「ACアダプタと本体の接続ケーブル」、「逆流防止弁」、「分解用の精密ドライバー」が入っていました。

本体はこんな感じ。

CO2電磁弁「SV120」

CO2電磁弁「SV120」の大きさ

思ったより小さくていい感じです。

ケーブルを繋いでみました。

CO2電磁弁「SV120」のケーブルをセットした様子

この手の機器は電源ケーブルが異様に短いこともありますが、これは1.5mぐらいあるのでコードが短いってことは無いです。(むしろ長いかな?)

使用感・レビュー

早速CO2機器に繋げてみます。

CO2電磁弁「SV120」のCO2の向き

接続には向きがあり、電源ケーブル接続部の突起出てる方がボンベ側になります。

CO2電磁弁「SV120」のチューブ接続ナット

まずはこのナットを取り外します。

CO2電磁弁「SV120」に耐圧チューブを取り付けている様子

耐圧チューブに外したナットをくぐらせます。(チューブ径は内径4mm/外形6mmのアクアで一般的なやつが繋がります)

CO2電磁弁「SV120」に耐圧チューブを取り付けている様子その2

そしてナットをロックします。

CO2電磁弁「SV120」に耐圧チューブを取り付けている様子その3

チューブの取り付け完了です。

CO2スピコンとCO2電磁弁(SV120)

CO2機器の接続順は「CO2ボンベ」→「レギュレーター」→「SV120」→「スピコン」→「バブルカウンター」→「CO2リアクター(アズーのやつ)」で繋いでいます。

さて接続が終わったらACアダプタをコンセントにさすと・・・。

バブルカウンター

バブルカウンターが動き、二酸化炭素が開通。

コンセントを抜くとバブルカウンターがゆっくり停止され、電磁弁が作動していることが確認できました。

あとはこれを24時間タイマーやスマートプラグなりに繋げば、ライトと同時に点灯させることが出来るようになります。

競合との比較

チャームの電磁弁「小型CO2用電磁弁 2CG0219」

定番電磁弁としてはチャームの「小型CO2用電磁弁 2CG0219」が知られています。

Amazonでは「2CG0219」が22件の評価数に対し「SV120」が190件評価が付いていて人気なのですが、楽天になると立場が逆転し「SV120」が5件のレビューに対し「2CG0219」は111件もレビューが付いています。
(2022年9月時点の情報)

元々私はチャームの「2CG0219」をリピートして使っていたのでそれとの比較を述べたいと思います。

チューブの接続方法が違う

一番の違いはチューブの接続方式です。

チャームの2CG0219は耐圧チューブをそのまま押し込んで差し込み、抜く時は黒い接続部品を押し込みながら抜けるという簡単なワンタッチ方式です。

これに対しSV120はナットで締めて固定するのでチューブ着脱時の使い勝手は悪いです。

(とはいえ電磁弁は一度チューブを繋いだら、次抜く時は水槽の解体時ぐらいだと思いますが)

ランプ点灯の有無

あとの機能の違いとしてはSV120はバルブ開放時(通電時)にLEDが点灯しますが、2CG0219はバルブ開放しているかどうかは見て分かりません

CO2電磁弁「SV120」のLEDが点灯している様子

SV120は交換部品が販売されている

機能以外で紹介しておきたいのが、SV120はバルブの部品が1,200円で楽天HaruDesignおよびHaruDesign公式ストアで別売りされており、壊れたら部品のみ交換できることです。
(もちろん破損箇所にはよる)

どれぐらいで壊れるかはまだ分かりませんが、チャームの2CG0219と同じぐらいで壊れるならこっちの方はかなり安く済みます。

また付属の説明書に載ってある取説サイトによると、電源アダプターはOUTPUT(出力)12v、1A(1000mA)以上のものが適合するとのことなので、万が一アダプター側が壊れても代替品を用意しやすいです。
(2CG0219は一体型なので交換不可)

比較表

そのほか機能以外の動作音・駆動熱量なども含め、表にまとめたのが以下です。

SV120 2CG0219
チューブ接続 ボルト挟み込み ワンタッチ式
消費電力 0.4W 1.5W(保持電流から計算)
発熱 触ると熱い程度 触るとぬくい程度
開放時の動作 LEDが点灯 無し
動作音 聞こえない かすかにジーッと鳴る
部品の別売り 有り 無し
保証期間 1年 1年

表を見てもらったら分かりますが、使った身としてもチューブの接続方式以外はSV120の方が良いように思います。

あとはこれで耐久性があればいうことなしですね。

参考:2CG0219の耐久性

チャームの電磁弁「小型CO2用電磁弁 2CG0219」2つ愛用品

参考情報ですがチャームの小型CO2用電磁弁 2CG0219の破損歴を分かる範囲で紹介しておきます。

  • 2010年購入。2017年で破損発覚
  • 2017年購入。3年使ってしまっていたがまた使おうとしたところジーッ!!と爆音がするようになった(機能は問題なし)。

永続的に使えてないのは残念ではありますが、3年~7年ぐらい持つので個人的にはまだ安定した製品かなと思います。

上記に対しSV120がどれぐらいの耐久性があるかは未知数ですが、今後追記する予定です。
(とはいえ5年後覚えてるかこれ!?!?)

総評

CO2電磁弁「SV120」とエアーストーンの比較

今までチャームで売っている「発熱の少ない 小型CO2用電磁弁」を壊れるたびにリピートして使っていました。

昔はそれが4,000円台で販売されていたと思うんですが、書い直そうとすると6,000~7,000円もして「ちょっと高くない?」と思ってAmazonで安くて評価数の多い「SV120」を買ってみました。

結論から言って正直これでいいですね。

耐圧チューブの付け方がワンタッチ式じゃなくナットで固定するタイプなのでそこがちょっと使いにくくはなりましたが、CO2のバルブ開放機能は同じですし全然良いです。

発熱もあまりなく駆動音も全然聞こえないので、驚くほど普通にいい感じに使えます

あとはどれぐらいで壊れるかですが「発熱の少ない小型CO2用電磁弁」と同じ頻度で壊れるなら、SV120の方が安いですし交換用部品も別売りで安く売られているので、今後はこっちをリピートしようかなと思います。

参考:交換部品はAmazonには売っていませんが、楽天のHaruDesignショップまたはHaruDesign公式オンラインストアから購入可能です。

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