ゼブラダニオの特徴・飼育情報
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ゼブラダニオ
簡単
弱酸性 | 中性 | 弱アルカリ |
---|---|---|
◎ | ◎ | ○ |
主な特徴
「ゼブラダニオ」は黒と金色の横ゼブラ模様が特徴の熱帯魚。
とても良く泳ぎ回りかつ群れて泳ぐ性質があり、水槽を縦横無尽に群れで泳ぐ様はずっと見ていられる魅力があります。
さらにとても安価、かつ常時ショップで売られているような魚なので群泳させやすいのもまた魅力。
綺麗、丈夫、よく動く、群れる、安い、ということで昔からずっと親しまれている定番の中の定番熱帯魚と言えるでしょう。
バリエーション
ゼブラダニオは↑の写真のようなのがスタンダードですが、改良品種もよく売られています。
アルビノタイプである「ゴールデンゼブラダニオ」、特にヒレが長い「ロングフィンゼブラダニオ」はよく見かけますね。
混泳・性格について
ゼブラダニオ同士だと追いかけたりすることが多々ありますが、追いかけっこレベルで問題になることはありません。
テトラ類やベタ・グラミー・コリドラスなど分類的に離れた熱帯魚は無関心、国産グッピーのヒラヒラした模様も齧りませんし、ヤマトヌマエビなども襲うことはありません。
そのため基本的には混泳に向いた魚です。
近いコイ科の仲間であれば同様に追ったりする性質がありますが、追いかけ回されるような魚は大体強い遊泳力を持っているのでほとんどの場合気にしなくてもOKです。
(オレンジグリッターダニオ、レオパードダニオ、ラスボラ・ヘテロモルファとか)
コイ科で小さいモノは避けた方が良い
あと近いコイ科の熱帯魚と一緒に入れる場合、その魚が小さい場合も少し注意すべきポイント。
例えばミクロラスボラハナビやミクロラスボラエリスミクロンなどの超小型コイ系などは追い回されて弱ってしまうことがあります。
大きい水槽だと棲み分けが出来たりするんですが、特に水槽が小さい場合は気をつけた方が良いですね。
飼育ポイント・注意点
とても丈夫な熱帯魚というか、魚の中でもトップクラスのタフさを持ち非常に飼育しやすい魚です。
ほぼ失敗しない熱帯魚なので、初心者にも向いています。
エサについて
フレークフードだろうが人工飼料だろうがバクバク食いますので、エサは何でもOKです。
さらに水面のエサだろうが底に沈んだエサだろうがどこでも食い漁れるので、そういう意味でもエサで苦労することは無いでしょう。
ようは普通に市販されている熱帯魚のエサであればOKです。
エサ食いが良すぎることによる注意点
ただその遊泳力の高さとエサ食いが良すぎることにより、他の魚にエサが行き渡らせにくくなるのが少し注意ポイント。
エサをあげると速攻で取りにきて食いまくるので、エサが少ないと他の魚が食べれなくなりがち。
混泳している魚がいる場合はその魚にもちゃんとエサが渡っていることをよく観察し、様子を見てエサの量を増やしてみましょう。
(そうなるとゼブラダニオ、太りがちになっちゃうんですが混泳水槽なら割とそれが正しいです)
個人的な所感
ゼブラダニオ、ド定番の熱帯魚なんでなんかちょっと敬遠してしまって中々飼う機会がなかったんですが・・・・、
一度マジメに飼ったら「あっ、こりゃド定番になるわ・・・素敵・・・」と評価を改めた良魚です。
まず模様が黒と金色に輝くラインのハイコントラストでこりゃ誰が見ても綺麗でしょうっていう体色。図鑑で見慣れてましたけど水槽で泳がせてみるとかなり良いですね。
それに加え、一番気に入ったのが水槽のはしからはしまでビュンビュン動く活発性とそれをシッカリ群れて泳ぐところ。ホントに見て飽きないです。
エサやってもすぐにやってきてバクバク食べるのでホントに飼ってて飽きがきません。
「これは小型テトラでは味わえない・・・・!!これが小型ダニオか・・・・!!」
魚を飼う楽しさの根本を脱初心者になった今になって教えてくれたような気がして、より一層魚を好きになりました。
初心者にオススメなのはもちろんなんですが、今までゼブラダニオを飼ったことがない中級者・熟練者にも是非是非オススメしたい熱帯魚です!!
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