ブラックネオンテトラの特徴・飼育情報
更新:
ブラックネオンテトラ
簡単
弱酸性 | 中性 | 弱アルカリ |
---|---|---|
◎ | ◎ | △ |
主な特徴
「ブラックネオンテトラ」はべったりした黒と水色の横ラインが特徴的な南米原産の熱帯魚。
ネオンテトラやカージナルテトラなどと同じく定番小型テトラでありますが、それらと比べシックな印象を持つのが特徴的です。
色彩はカラフルではないものの水草の緑や赤とマッチしてとても良く目立つため、水草水槽ユーザーを中心にとても人気があります。
混泳・性格
温和な魚であり混泳にとても向いた魚です。
他の魚にちょっかいを出すようなことはありません。
飼育ポイント・注意点
とても丈夫で飼育しやすい熱帯魚です。
熱帯魚を飼育できる環境であれば基本的には問題ありません。
エサ
エサは選り好みせず何でも食べてくれます。
顆粒タイプやフレークタイプの人工飼料がメジャーなエサになります。
個人的な所感
ネオンテトラやグリーンネオンテトラなどと同じく”ネオン”の文字を冠する超定番熱帯魚ですが、属がハイフェソブリコン(hyphessobrycon)であり実はブラックファントムテトラやレッドファントムテトラなどのグループに属する魚です。
(ネオンテトラやグリーンネオン、カージナルはParacheirodon属)
カラーリング自体は一見地味ではありますが、真骨頂は水草水槽との組み合わせの良さ(だと僕は思っています)。
黒って水槽内ではかなり目立つ色ですが、それが水草の緑および赤・明るい照明と組み合わせでバッチリ目立ち、グリーンネオンテトラのようになんか溶け込んでしまったということがありません。
さらに幅のある黒のカラーは白いラインをしっかり目立たせてくれるので、「小さいながらも水草水槽に入れてしっかり存在感が出るやつ」というニーズに応えてくれます。
そのためそんなに数を入れなくてもしっかり魚を魅せることができるので、地味ながらも凄いポテンシャルの魚。
飼育に関してもめちゃくちゃ丈夫であり、値段についても東南アジアで大量に養殖されててめちゃくちゃ安いといったところも定番種ならではの強みですね。
なお流通しているのは東南アジアからの養殖ものですが、ワイルド(自然採取個体)の流通はほぼしておらず熱帯魚マニアに聞いても「昔に1回見ただけ」とのことでした。
一部の写真撮影協力/Aquarium TALL MAN | アクアリウムショップ
シェアしてね!
Sponsored Link
Sponsored Link
この記事へのコメント