コンゴテトラの特徴・飼育情報

コンゴテトラ

学名
他の販売名
大きさ目安
7cm~9cm
飼育難易度

簡単

適応水質
弱酸性中性弱アルカリ
水温目安
22~29℃(普通の熱帯魚)
繁殖難易度
性格
温和な平和主義者
遊泳タイプ
中層をゆったり泳ぐ
群れやすさ
群れない
価格目安
700円~1,000円

目次




主な特徴

「コンゴテトラ」は長いヒレと青~オレンジのグラデーションがかかった体色が美しい熱帯魚。

オスは各種ヒレが伸長し体色も派手ですが、メスはヒレが伸びず体色も地味めです。

一般的なテトラ類といえば南米に住むものが多いのですが、コンゴテトラはアフリカのコンゴ川水系とメジャーな熱帯魚としては変わったテトラ類になります。

体長も大きいもので10cmを超え、熱帯魚としては中型サイズなのも特筆ポイント。遊泳できる空間サイズにもよりますが、60cm水槽で育てると大体8cm~9cmぐらいのサイズ感です。

その見ごたえのあるサイズ感により、特に大型水槽での群泳は見事の一言で、60cm水槽においても抜群の存在感があります。

成長したコンゴテトラ成熟して太ったオス
メス
2匹のコンゴテトラ
コンゴテトラがいるコミュニティタンク

YOUTUBEの動画

YOUTUBEで掲載されているアップロード動画の中から、魚が分かりやすいものを紹介します。

混泳・性格

温和で混泳に向いています。

コンゴテトラは非常に温和で、割とどのような熱帯魚とも混泳可能です。

ただしエサ食いが圧倒的に早いので、エサ食いが遅い魚と一緒にするとエサが回らなくなってしまうことがあります。性格的には温和なのですが、その辺は頭に入れておくと良いでしょう。

ヒラヒラしたヒレは狙われやすい

コンゴテトラは長くヒラヒラしたヒレを持ちますが、そのようなヒレは他魚から特に齧られやすいので注意しましょう。

一見大人しそうなテトラ類でもサッとカジッてくるので、もし数ヶ月経ってもヒレが伸びてこないといった場合は混泳魚を疑ってみましょう。

エサ

何でも食べます。

エサは選り好みせず、割とどのようなエサでもバクバク食べます

水面に浮いたエサや底に沈んだエサまでも取ろうとするため、エサに関しては心配無用です。むしろ食べ過ぎを心配した方が良いです。

エサを食べるコンゴテトラ

飼育ポイント・注意点

丈夫な熱帯魚であり、飼育は容易です。

丈夫な熱帯魚であり、基本的に熱帯魚を飼える環境さえ整っていれば十分飼育可能です。

繁殖

狙えますが、稚魚のエサの用意がやや難しいです。

流通しているコンゴテトラは東南アジアで大量に養殖されており、水槽内でもオスがメスを異様に追い回す繁殖行動が度々見られるため産卵自体は容易です。

異様に太ったメス太った抱卵メス。太り過ぎは良くないが・・・

束ねたアクリル毛糸や水草などを中心にして、バラマキ型の産卵形態をとります。水草水槽なら成熟したオスメスがいれば自然と定期的に産卵が行われているハズです。

難しいのが孵化した稚魚がかなり小さいところで、広く普及している稚魚エサであるブラインシュリンプを食べることができません。

繁殖させたい場合は「インフゾリア」などブラインシュリンプより小さなエサを用意することが繁殖のポイントになるでしょう。

その他・補足情報

正直単独がオススメ

コンゴテトラはエサを多く食べすぎると、体高が異様に盛り上がったシルエットに育ってしまいます。

太ったコンゴテトラと太ってないコンゴテトラの比較好きなだけ食わせまくると下のような個体に成長する。

個人的にはある程度スリムな方が美しいと思うので、エサは控えめにした方が良いです。

ただこいつはエサ食いがやたら早いのでエサを絞ると、他の魚がエサを食べれなくなってしまうんですよね。コリドラスフードですら底をつついて食べやがります。

ゴリラ体型でも気にならないのであれば良いのですが、スリムな体型に魅力を感じているのであれば正直コンゴテトラだけの単独飼育がオススメ。ゴリラ体型になるまでの食べ過ぎは寿命も縮みます。

水槽に一種だけは寂しい気もしますが、コンゴテトラは非常に派手で見応えがあるのでそれだけでも絶対目立つ熱帯魚です。

性格的には温和なので混泳にも向いてるんですがね・・・・。

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