ピクタスキャットの特徴・飼育情報

ピクタスキャット

学名
Pimelodus pictus (Steindachner, 1876)
他の販売名
ピメロディア・ピクタス ピクタス
大きさ目安
10~13cm
飼育難易度

簡単

適応水質
弱酸性中性弱アルカリ
水温目安
22~29℃(普通の熱帯魚)
繁殖難易度
困難
性格
温和な平和主義者
遊泳タイプ
下層をよく泳ぐ
群れやすさ
非常に群れやすい
価格目安
2,000~5,000円

目次

主な特徴

「ピクタスキャット」は金属感のあるシルバーにブラックスポットを散りばめた体色が特徴のナマズです。

ピメロディア科のナマズは入荷も多くないのですが、ピクタスキャットはとりわけ流通(販売)が多くみられる定番ナマズ。特にナマズといえば夜行性でジッとしている印象がありますが、ピクタスキャットは日中でも水流に向かってよく泳ぐのは特筆ポイント

「よく泳ぐ・美しい・群れる・安い・飼いやすい」ので、文句のつけようがない入門種とも言えるでしょう。

基本的に現地採取のワイルド個体が流通しますが、かなり広範囲に生息する種です。模様の細かさに地域的な変異があり、入荷の多いペルー産とコロンビア産だけでも大きく異なります。

YOUTUBEの動画

YOUTUBEで掲載されているアップロード動画の中から、魚の種類があっていて特徴が分かりやすいものを紹介します。

混泳・性格

基本的に温厚で混泳向きの魚です。

ピクタスキャットと混泳魚

よく泳ぐ魚であるため他魚や、同種を少し追いかける素振りはありますが温和な魚です。

流石にナマズですのでネオンテトラなどの小魚は好んで食べますので、最終サイズは意識して混泳魚を選択して下さい。

例えばメチニスなどの平たいカラシンや、攻撃性の高くない中型以下のシクリッド、生息域の違う夜型のナマズなどは相性が良いでしょう。

エサ

何でもよく食べます。

エサを食べるピクタスキャットとコリドラス

沈下性のエサであればほとんど食べてくれます。

もし購入直後などで食い付きが悪ければ、匂いの強い「ひかりクレスト キャット」などの製品を使うと良いでしょう。

飼育ポイント

特にありません。非常に丈夫な熱帯魚です。

非常に丈夫で飼いやすい熱帯魚であり、魚を飼育できる最低限の環境さえあれば飼育可能です。

繁殖

飼育下での繁殖例は知られておらず、繁殖困難です。

繁殖させたという話自体聞いたことがなく、繁殖方法・形態など不明です。

その他・補足情報

エサ食いが遅い混泳魚がいる際のワンポイント

本種はエサ食いが早く食べまくるので、先に金魚のエサなど低カロリーなエサを与えておくと混泳魚にもエサを行き渡らせやすくなります。

エサ食いが遅い混泳魚がいる場合は、金魚のエサに餌づけて活用してみて下さい。

最大サイズについて

本種は一般的に11~12cmほどとされますが、水族館では20cmクラスのピクタスキャットを見ることができます。

飼育下での限界は13~15cm程度だと思いますが、水族館のように大きくすることにチャレンジしてみても面白いでしょう。

.

謝辞:本記事は「筋金入りの熱帯魚マニア」であるパーさんに直接話を伺って作成致しました。この場も借りてお礼申し上げます。

シェアしてね!

Sponsored Link

Sponsored Link

この記事へのコメント

  • 投稿いただいたコメントは本サイト及び関連メディア等で編集されて掲載される場合があります。
  • コメントは承認制です。
    管理者が承認するまではコメントは掲載されません。記事と直接関係ない内容や他ジャンルをけなすもの等、管理者が不適切と判断したコメントは不掲載となる場合がございます。

以上あらかじめご了承の上、投稿下さいませ。

コンテンツ

サイト運営者

運営者のイメージ

ジュン

自然派インドア。

いろんな生き物で培った実経験を元にアレコレ書いてます。

ネット上によくある「飼育素人のプロライターがネット上の情報を集めてそれっぽく書いた記事」ではなく、愛好家が経験を元にした記事がウリです。

ヨロシクネ!!