ソードテールの飼育情報。エサ、混泳や飼育ポイントなど

ソードテール

学名
他の販売名
大きさ目安
7cm
飼育難易度

簡単

適応水質
弱酸性中性弱アルカリ
水温目安
22~29℃(普通の熱帯魚)
繁殖難易度
性格
温和な平和主義者
遊泳タイプ
全域をあちこち泳ぐ
群れやすさ
群れない
価格目安
200円~500円

目次




主な特徴

ソードテールたち

ソードテールは成長すると6-7cmほどとやや大きなメダカの仲間です。

最大の特徴としてオスは尾びれの下が剣のように伸びるのが特徴で、これが名前の由来にもなっています。

「グッピー」、「プラティ」、「モーリー」に並ぶ定番の熱帯メダカであり、昔から人気のある熱帯魚。

それらと同じく卵胎生であり、卵ではなく稚魚で出産するので繁殖も容易ですね。

またメスからオスへ性転換するという特徴を持っており、メスばかりでもいずれオスが現れる面白い生態の魚。

様々なバリエーションがあり通常は赤や黄色なのですが、写真のは三色ソードテール(コイソードテール)と呼ばれるタイプです。

混泳・性格について

ソードテールのメス2匹

小さいうちはメダカということもあり基本的には温和な性格です。

ただ大きくなると性格が図々しくなるのはメダカも同じで、成熟した個体はやや協調性が欠けることに注意。

幸い売られている個体は小さなモノばかりですが、大きい水槽でジックリ育てると図々しくなります。

飼育ポイント・注意点

エサを食べるソードテール

とても丈夫な熱帯魚なので熱帯魚が変える環境であればOK。

強いて言えばソイルを使った土っぽい水質よりも、砂利のある川っぽい水質(中性~弱アルカリ性)の方が寿命は長くなります。

なので底床材はソイルよりも砂利を使った方が良いですが、元々が丈夫なのでソイルでも普通に飼育可能です。

エサは選り好みせず何でも食べます。

繁殖・オスメスの判別

スドーのサテライト

ソードテールは卵胎生メダカということもあり、非常に簡単に増える熱帯魚。

オスメスを良い環境で飼育していれば自然と出産を行います。

産み落とされた稚魚は他の魚に食べられやすいので、メスのお腹がパンパンになって出産が近いと感じたら「産卵ケース」などに隔離してやります。

生まれた子供はすり潰したフレークや粒エサを食べますので、非常に楽です。

雌雄の判別

こちらを向くソードテール

オスのみ尾びれの下端部分が伸長するので判別は容易です。

メスは伸長しないので見た目がプラティとほぼ同じになります。

個人的な所感

ソードテールのオス

「ソードテール」は昔から知られた定番の熱帯魚。

グッピーとかプラティとかのメジャーなメダカの仲間なので初心者向けの熱帯魚としても人気があります。

売られているのはメスが多めのような気がしますが、いずれ性転換してオスになりますのであまり気にせず選べば良いかなぁと。

赤一色や黄色っぽいものがスタンダードではありますが、最近では「紅白ソード」、「三色ソード(コイ)」などの金魚やコイのようなバリエーションが増えてきました。

金魚は大きくなるので大きくならない金魚みたいに飼育するのも面白そうですね。
(熱帯魚なのでヒーターは必須)

金魚のようなソードテール

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