面倒な水換え(排水)が40%楽になる配管づくり
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魚を飼う上で「水換え」は欠かせないもの。
ですが水換えはとても面倒な作業で嫌になります。
本記事ではホースと配管を工夫して水換えの手間を少なくする方法をご紹介します。
水換えのステップ数を減らそう
水換えという作業には「水槽の水を抜く」、「水道水から飼育水を用意する」、「用意した水を水槽に入れる」という3つの工程からなっています。
今回紹介するのは「水槽の水を抜く」というところを簡素化するものです。
「水槽の水を抜く」という作業を細分化すると・・。
- 水換えホースを持ってくる
- バケツを持ってくる
- 水換えホースをバケツと水槽にセット
- 水換えポンプをシュポシュポやって水を排水
- 貯まったら水換えホースを引き上げる
- 濡れたホースをタオルで濡れを拭き取って仕舞う
- バケツに溜まった水を捨てる
上記の7工程からなっています。無意識にやっていて気づきませんが意外と多いですね。
これを削減したいと思います。
工夫後の水換え作業
早速ですが、配管を工夫した後の作業をご紹介します。
まずはバケツを持ってきます。
今回ご説明する排水ホース、これをバケツの中にセットします
コックで閉じているのでコックをあけると・・・
水が出てきます
あとは待つだけです。簡単ですね。
排水が終わったらコックを閉めて仕舞うだけです。
工夫後の工程
それでは工夫後の工程をまとめてみましょう。
- バケツを持ってくる
- 外部フィルターに繋いだ排水用のホースをバケツに入れコックを開ける
- 貯まったらコックを閉めて排水用ホースを戻す
- バケツに溜まった水を捨てる
7工程から4工程へと削減されました!
およそ43%削減です。
水換え用ホースに関係する作業である「ホースの出し入れ」や「排水を作動させる作業」がなくなっています。
フィルターに接続されている排水ホースのコックを緩めれば排水できるのでとても楽です。
作り方
最低限必要なのは「ホース」と「コック」、「U時配管」です。キスゴムもあれば固定しやすいと思います。
「配管+ホース+ダブルタップ」となるように接続します。
ホースの長さはバケツまでの距離で調節して下さい。
あとはそれを水槽にセットし、呼び水します。(コックから空気を吸って排水できる状態にしておく)
排水が確認できたらコックを閉めて完成です!
外部式フィルターと接続する場合
外部式フィルターの場合は配管をジャックすることで水槽に配管を増やさずに排水ホースを設置することができます。
使用するのは「T字ジョイント」、「コック」、「ホース」の3点です。
まずT字ジョイントを排水(IN)側の途中に接続して、接続ホースから水を取れるようにします。
あとはT字にホースを接続して、先にコックをつければ完成です!
まとめ、個人的な所感
水換え作業が面倒と思うとなかなか腰が上がらないモノで、水槽辞めよっかなぁ・・・ってなることも多いです。
そんな水換え作業は工程を減らすことで、苦にならなくなり飼うことがより楽しくなります。
やっぱり面倒なものは極力省きたいですもんね。
私はこれを設置してから「何となく水換えしよ!」って思うことが多くなりました!
是非試してみて下さい!
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